プロジェクトの管理

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プロジェクトの管理

 

プロジェクトは、モデルの保管場所です。効率的に内容を探索・利用可能であり、一方で内容が破損しないように適切に維持する必要があります。 Enterprise Architectには、プロジェクトを利用可能な状態に保つための機能が組み込まれています。 これには、修復機能と圧縮機能(プロジェクトファイル用)などのデータベース自体を維持するための機能や、モデル検証やデータ整合性チェックなどのデータとモデルを管理する一連の機能が含まれます。 プロジェクトのさまざまな箇所で利用する基本的な設定項目であるリファレンス情報は、プロジェクトから入出力することができ、複数のプロジェクト間で共有できます。

 

ここでは、プロジェクトの管理のために必要ないくつかの機能について説明します。 なお、これらの機能は、モデルの論理的な正しさの管理維持ではなく、ツールとして利用可能な状態を維持するための機能です。

 

項目

説明

プロジェクトの整合性を確認する

XMLファイルの読み込みに失敗した場合や、作業中にネットワークが切断された場合などには、プロジェクトの内部に不整合が発生している可能性があります。このような不整合の有無を検出し、修正します。

ファイルのサイズを減らす

EAPX/QEAファイルは、作業をするに従いファイルのサイズが徐々に大きくなります。ファイルサイズが大きくなると起動や動作の速度が低下しますので、定期的にファイルサイズを小さくすることをお勧めします。

(参考:EAPXファイルの圧縮QEA/QEAXファイルの圧縮)

EAPXファイルの破損を修復する

ネットワーク経由でEAPXファイルを利用している場合に、ネットワークが切断されるとファイルが破損して開けなくなる場合があります。このような場合に、修復機能を利用することで復帰できる場合があります。

 

注意:

ここで説明する内容は、プロジェクトファイルのみに適用できるものもあります。DBMSによっては、上記の内容に類似する機能を搭載している場合もありますが、Enterprise Architectからは操作できません。DBMSの管理ツールなどから操作してください。