EAPXファイルの圧縮

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EAPXファイルの圧縮

注意:

この機能は、64ビット版のEnterprise Architectでは利用できません。

 

EAPXファイルを利用して作業を続けていると、ファイルサイズが徐々に大きくなることはありますが、小さくなることはありません。これは、EAPXファイルのデータベースエンジンであるMS-JETの動作として、EAPXファイル内の要素やダイアグラムなどを「モデルから完全削除」を実行しても実際にデータを消すことはなく、「削除された」というマークをつけるという挙動になっているためです。この挙動は、JETデータベースエンジンの仕様です。

 

圧縮作業を行うことで、この「削除された」というマークがついた情報を削除し、ファイルサイズを小さくできます。

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > ツール > 管理 > EAPXファイルの管理 > EAPXファイルの圧縮

 

EAPXファイルを圧縮するには:

#

操作方法

1

対象のEAPXファイルを誰も利用していないことを確認します。

2

上記の利用手順を実行します。

3

画面の指示に従って作業を進めてください。

 

注意:

  • セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、 プロジェクトファイルの管理のアクセス権が必要です。
  • EAPXファイルの圧縮と修復は、常にローカルマシンのドライブにあるプロジェクトに対して行ってください。ネットワークドライブ上のファイルに対してはこれらの処理は行わないでください。
  • 「削除された」というマークがついた情報について、このマークを解除する(削除を取り消す)方法はございません。
  • ファイルの圧縮を実行すると、EAPXファイルの修復も自動的に行われます。
  • 古いEAPXファイルの場合には、内部に定義されたインデックスが古く、最適な性能を出せない場合があります。圧縮機能を実行後に、「EAPXファイルの管理 | インデックスの更新」を実行することで、古いインデックスを除去して最新のインデックス定義に変更できます。これにより、多少の性能改善が見込めます。