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テストポイントエディタでは、クラスや操作についての制約を定義するために利用できます。選択可能な制約の種類は、対象の項目の種類に依存します。クラスの場合には、制約の種類は常に不変条件のみとなります。操作の場合には、事前条件・事後条件と行の条件が指定できます。
不変条件は、クラスの操作が呼ばれる際に動作解析機能によって評価されます。事前条件は、対象の操作の実行前に評価されます。事後条件は、対象の操作の実行後に評価されます。行の条件は、対象の行の内容が処理されるたびに評価されます。
利用手順:
リボン |
動作解析 > ツール > テストポイント > サブウィンドウの表示 : テストポイントサブウィンドウのクラスの行をダブルクリックする |
詳細:
操作 |
利用方法 |
種類 |
以下の種類を選択できます。
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オフセット |
種類を「行の条件」に指定した場合のみ、対象の操作内の、ソースコードの行番号を指定します。 ソースコードエディタからテストポイントを作成した場合には、このオフセットの値は自動的に設定されます。 |
条件 |
条件を指定すると、その条件を満たすかどうかの判定を行います。 |
失敗時の処理 |
制約を満たさなかった場合(テストに失敗した場合)の処理を指定します。
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評価タイミング |
(任意) 設定したテストポイントの条件を評価する前に、満たすべき追加の制約を指定する場合に、この欄に入力します。 |
OK |
変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。 |
トレース:
このダイアログには、テストポイントのトレースのために必要な情報も含まれています。
操作 |
利用方法 |
レベル |
トレース情報を出力するレベルを指定します。
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式 |
(任意) トレース文を指定します。トレース文は制約のような条件ではなく、文字列を返す式になります。Debug.PrintやSession.outputと同じような使い方になります。この情報はソースコード内に保存されるのではなく、モデル内に保存されます。 現在のスコープ内にある変数は、変数名の前に文字列変数の場合はを、intやlongなどのプリミティブ型の場合は@を付けて、トレース情報の出力に含めることができます。 トレース情報からの出力は、システム出力サブウィンドウの'Testpoints'タブ、または親パッケージの動作解析の設定で設定された外部ファイルのいずれかに出力できます。 |
参照: