色情報の取得

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色情報の取得

描画スクリプトの定義時に、対象の要素に指定されている色の情報を描画に利用したい場合があります。色情報の取得は SetPenColor や SetFillColor コマンドの引数として利用する場合に活用します。具体的な取得コマンドとその利用例は次の通りです。

 

コマンド名

説明

getUserFillColor()

現在の要素に対して設定されている背景色を取得します。

getUserBorderColor()

現在の要素に対して設定されている線の色を取得します。

getUserFontColor()

現在の要素に対して設定されている文字の色を取得します。

getUserPenSize()

現在の要素に対して設定されている線の太さを取得します。

getDefaultFillColor()

要素の既定の背景色を取得します。

getDefaultLineColor()

要素の既定の線の色を取得します。

getStatusColor()

要素の状態に応じた色を取得します。状態が設定されていない場合や、状態の色が設定されていない場合には、getUserFillColorと同じ色を取得します。

 

例:

      shape main

      {

              setfillcolor(getuserfillcolor());

              setpencolor(getuserbordercolor());

              rectangle(0,0,100,100);

      }

 

注意:

  • ここで取得できる色情報は、対象の要素に指定されている色になります。具体的には、ダイアグラム要素に対する色指定(書式設定クイックツールバーなどで設定)・要素の既定の色(F4キーで設定可能)・オプションで設定可能な色のいずれかとなります。(上記3つの設定項目のうち、順序が先の項目で設定されている色を返します。)
  • 要素の色を指定した場合でも、プレビュー画面では標準の色で表示されます。該当の要素を実際に配置した場合の色とは異なる場合があります。

 

 

参照: