書式設定

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書式設定

ユーザーのオプションダイアログダイアグラム - 書式設定グループでは、ダイアグラムとその内容がどのように表示されるかを設定できます。ダイアグラムでの描画内容については、さまざまな設定項目があります。設定項目の多くは、設定を変更するとすぐに開いているダイアグラムに反映されます。そのため、設定を適用した結果をすぐに確認できます。

 

 

利用手順:

リボン

ホーム > 設定 > オプション > ユーザー > ダイアグラム > 書式設定

キーボード

Ctrl + F9 | ダイアグラム > 書式設定

 

 

詳細:

項目

説明

既定のフォント

ダイアグラムの表示に利用するフォントを指定します。

描画処理

ダイアグラムの描画方法を指定します。より高機能な描画処理を選択することで、曲線・直線が見やすく表示されます。

 

  • 効果なし - GDI32処理ロジックを利用します。特別な描画処理は行われません。
  • 拡張-1 - Enterprise Architect内部でWindows GDI+処理ロジックを利用します。アンチエイリアス処理などが行われます。
    この設定では、ダイアグラム内の表示が適切に行われない場合がありますので、他の設定の利用を推奨します。
  • 拡張-2(GDI+) - Windows GDI+処理ロジックを利用します。結果はWindowsの環境によって変わります。環境によっては 拡張-1 よりも高速に描画できますが、逆の場合(遅くなる場合)もありえます。

 

どの選択肢が最適か、は利用している環境に依存します。

表示画質

ダイアグラム内に画像が表示されている場合に、その画像の表示画質を調整します。画像が配置されているダイアグラムの描画に時間がかかる場合には「低」に設定して下さい。

基本の拡大率

すべてのダイアグラムに対して、ダイアグラムの描画を指定した割合で一律で拡大して表示します。他の拡大機能は、この拡大率の適用後の状態に対して反映します。
(ディスプレイの解像度が非常に高い環境で、見やすさの改善のために利用します。)

拡大表示

10%より大きな値を選択した場合、「フォントサイズ」で指定した数値よりもさらに大きなサイズで表示します。

この「拡大表示」の設定はマシンに保存されますので、複数人数で開発をする場合にフォントサイズを共通とし、マシンごとに値を変更したい場合に便利です。

この値は、ステータスバーにあるズームスライダから簡単に変更できます。

この値を変更しても、ダイアグラムごとの拡大率の設定には影響しません。

要素の既定の境界の幅

既定の境界要素の幅(ピクセル単位)を指定します。

<<と>>の拡張文字を利用

ステレオタイプ名の表示に利用する<<および>>の記号について、二重山括弧引用記号(ギュメ)を利用するかどうかを指定します。チェックを外した場合、半角文字の<<と>>を利用して表示します。

メタファイルで縦の文字を反転

タイミング図のライフラインなどを画像として貼り付けた場合に文字が逆向きで変な位置に表示される場合には、このチェックを入れてください。改善されます。

古いバージョンのOfficeにメタファイル形式で画像を貼り付ける場合などに、この問題は発生します。

ドキュメント出力で背景色を出力

DOCXやPDF等のドキュメント出力時に、ダイアグラムの背景色を出力します。ドキュメントの生成ダイアログの「フォーマット」が「ビットマップ」の場合にのみ有効です。なおダイアグラムの背景に画像ファイルは対象外です。

HTML出力で背景色も出力

HTMLのドキュメント出力時に、ダイアグラムの背景色などを出力します。

SVGファイルの出力で背景を非透過

SVG形式でダイアグラムの内容を画像として出力する場合に、背景を非透過で出力します。

詳細な書式設定

要素の種類ごとの色を適用

 

この項目にチェックを入れると、要素の種類ごとにダイアグラム内の要素の色が変わります。この、要素の種類ごとに自動設定される色を変更できません。

この項目を有効にすると、要素の既定の背景色の設定は適用されなくなります。

要素に影を表示

ダイアグラム内の要素のボックスに影を表示するかどうか指定します。

接続に影を表示

ダイアグラム内の接続に影を表示するかどうか指定します。

子要素の影を非表示

子要素に対しては、影を常に表示しないように設定します。

種類ごとの色を境界線に適用

「要素の種類ごとに色を変える」の設定が有効な場合のみ設定可能です。

  • チェックを入れると、要素の種類ごとの色を要素の背景色ではなく、境界線の色に適用します。背景色は、要素の既定の背景色の設定になります。
  • チェックを外すと、要素の種類ごとの色を要素の背景色に適用します。境界線の色は、要素の既定の境界線の色になります。

要素名を太文字

ダイアグラム内の要素名を太文字で表示するかどうかの指定です。この設定にチェックが入っている場合には、ダイアグラム内のラベルを右クリックして表示される「太字」オプションも利用できます。

テキストを縮小して表示

拡大率によっては、長い名前のクラスの属性や操作などがクラス要素の幅を少し超えて表示される場合があります。

このオプションを有効にすると、このような場合に文字間の幅を狭めてクラスの幅に収まるように調整します。(一部の拡大率では、このオプションが有効になっていてもクラスの枠を少しはみ出る場合があります。)

要素の角を丸める

クラス要素など、四角形の要素について、その角を少し丸めて柔らかい感じで表示します。

手書き風モード

文字

手書き風モードで利用されるフォントを指定します。

既定値

手書き風フォントの設定を既定値に戻します。
(日本語版Windowsでは適切な手書き風フォントが標準搭載されていないため、英語版の既定値である「Segoe UI」が設定されます。)

印刷時に背景に文字を挿入

利用

ダイアグラムを印刷したときに、背景に文字列(ウォーターマーク)をあわせて印刷します。

文字

機能が有効な場合の、背景に印刷する文字列を指定します。

閉じる

変更内容を反映し、ダイアログを閉じます。

 

 

参照: