ダイアグラム

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ダイアグラム

オプションダイアログのダイアグラムグループでは、新規作成するダイアグラムに関する設定や、既存のダイアグラムに関する設定を変更できます。

 

 

利用手順:

リボン

ホーム > 設定 > オプション > ユーザー > ダイアグラム

キーボード

Ctrl + F9 | ダイアグラム

 

 

ダイアグラムに関する設定

項目

説明

新規作成時の既定値

ページ設定

このボタンを押すと、ページ設定ダイアログが表示され、新規にダイアグラムを作成した場合のページ設定の初期値を指定できます。

境界を印刷

チェックを入れると、ダイアグラムの境界線も印刷されます。

横向きに印刷

チェックが入っている場合には、横向きに印刷されます。この項目はページ設定ダイアログから設定できます。

表示内容

Publicの属性・操作を表示

Protectedの属性・操作を表示

Privateの属性・操作を表示

クラスの属性・操作の既定の表示設定です。

チェックボックスにチェックを入れることで、それぞれの項目が表示されるようになります。

ダイアグラムのノートを表示

ダイアグラムのいくつかのプロパティを常にダイアグラムに表示します。

表示される内容は、ダイアグラム名・パッケージ名・バージョン・作者の情報です。ダイアグラムの左上に表示されます。この表示内容をカスタマイズできません。

この設定にチェックを入れると、新規に作成するダイアグラムのプロパティダイアログにある「ダイアグラムの概要を左上に表示」にチェックが入った状態になります。

ダイアグラムのラベルの不透明表示

接続や付属要素などで利用される、ラベル(文字列)の背景を透過させるかどうかを指定します。チェックを入れると、不透過(不透明)になり、チェックを外すと透過します。

  • 画面: ダイアグラム内での表示時の透過設定です。
  • 印刷: 印刷時の透過設定です。
  • クリップボードとファイル: 画像としてクリップボードに保存したり、画像ファイルとして出力したりする場合の透過設定です。

全般

上位クラスの名前を非表示

クラス要素がモデルブラウザ内で、他のクラス要素の子になっている場合には、親となる上位のクラス名が表示されます。チェックを入れると、このような上位のクラス名を表示しません。

なお、上位クラスの名前は、 MyClasses::foo のような形で、 :: の文字の前に上位クラスの名前が名前空間として表示されます。

この設定は、ダイアグラムの設定において名前空間を非表示にした場合には、自動的に無効になります。なお、要素の種類によっては'(from 'Namespace')'のように表示されますが、この表示はこの設定では影響しません。

この設定は、ダイアグラムのプロパティダイアログから、個々のダイアグラムごとに指定できます。

作成日を変更可能

ダイアグラムの作成日を変更可能にするかどうかの指定です。

マウスの中央ボタンで自動スクロール

このチェックボックスのチェックを入れた場合には、マウスの中央ボタンを押すとマウスの操作に応じてダイアグラムを自動的にスクロールさせるモードになります。(ExcelなどのOfficeツールと同じ動作です。)

チェックを外した場合には、マウスの中央ボタンを押しながらマウスを動かすことで、ダイアグラムを自由にスクロールさせる、いわゆる「手のひらスクロール」を可能にします。

この機能は、競合するマウスドライバ(IntelliMouseなど)が有効になっている場合には正しく動作しない場合があります。

接続の交点を「飛び越え」表示

ダイアグラム内で2つの接続が交わる場合、交わる箇所で「飛び越え」表示を行います。接続が点線の場合と、UML以外の独自表記の接続を除きます。

このチェックボックスのチェックを外すと、この飛び越え表示を行いません。

変更されたダイアグラムを自動更新

この項目にチェックを入れると、開いているダイアグラムに対して他のユーザーがそのダイアグラムを編集し保存したかどうかを60秒ごとに確認します。セキュリティ機能が有効時のみ動作します。

  • タブとして開いているがカレントのダイアグラム(前面に出ているダイアグラム)ではない場合は、そのタブを選択しダイアグラムを開くタイミングで変更を確認します。
  • カレントのダイアグラムの場合でその内容を編集していない場合は、その内容を自動的に更新します。
  • カレントのダイアグラムの場合でその内容を編集している場合はダイアログが表示され、自分の編集中の内容を破棄し内容を更新するか、自分の編集の内容を保存し他の人の編集を破棄するかを選択します。

イメージを拡大して保存

ダイアグラムの内容を画像としてファイルに保存する際に、拡大率を指定できます。既定値は137%となっていて、表示されている内容よりも少し拡大して保存します。値を200%や400%に指定することで、ビットマップとして表示される縦横のサイズを拡大できます。

印刷時など、高解像度のビットマップ画像が必要な場合に便利です。

この設定は、メタファイルとして出力される場合には適用されません。

クリップボードの画像にも適用

ダイアグラムの内容を、ビットマップ形式の画像としてクリップボードにコピーする場合に、上記の「イメージを拡大して保存」で設定した倍率と同じ倍率で保存するかどうかを指定します。

ドキュメントに貼り付けた場合で貼り付けた画像の元の情報が維持される場合には、拡大して保存する方が、画像がより鮮明になります。

この設定は、メタファイルとして出力される場合には適用されません。

画像処理用の最大メモリ

この設定はドキュメントの生成時に利用される、ダイアグラムの画像データを生成するときに参照されます。

非常に大きなダイアグラムを処理する場合には、このメモリの使用可能量によって出力されるダイアグラムのイメージのサイズが決まります。少ないメモリ量を指定した場合にはダイアグラムのイメージは縮小されたり粗くなったりする場合があります。

ダイアグラムフレーム

ダイアグラムのイメージを作成した場合や印刷した場合に、ダイアグラムの周囲にダイアグラム名とダイアグラムの種類の情報を含む枠(フレーム)を追加するかどうかを指定します。(ダイアグラムフレームを表示した場合、フレームの左上にはダイアグラムの種別を示す文字列が表示されます。)

要素としてのダイアグラムフレームは、ダイアグラムの内容に枠とラベル(名前)が明記されたものです。同時に、そのダイアグラムへの参照にもなっています。

ツールチップ

ダイアグラム内で要素や接続の上にマウスカーソルを乗せると、対象の要素や接続の情報が表示されます。

この設定では、表示する内容を指定できます。

ノートの内容を表示するように設定した場合には、「最大文字数」を指定できます。ノートの内容が多い場合に最大長の値が大きい場合には、表示される内容が大きくなります。適切な値を設定して下さい。

 

ここで設定した内容は、ダイアグラムのプロパティサブウィンドウの「ツールチップを利用」にチェックを入れると表示されます。

閉じる

このボタンを押すと、変更内容を保存しダイアログを閉じます。

 

 

参照: