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ドキュメントの生成ダイアログでは、対象の要素の種類や順序を指定したり、ドキュメントの出力内容を変更したりできます。 ドキュメントの生成ダイアログのオプションタブを開くか、テンプレートエディタから開くことができます。
この2つの設定ダイアログの内容は基本的には共通ですが、以下の点が異なります。
注意: |
オプションを設定後、「生成」タブでテンプレートを変更すると、そのテンプレートで設定されているオプション設定で、すべての設定内容が上書きされます。必ず、テンプレートを選択した後に、オプション設定を変更して下さい。 |
利用手順 - ドキュメントの生成ダイアログ
以下の手順でドキュメントの生成ダイアログのオプションタブを表示します。
リボン |
生成・入出力 > ドキュメント > DOCX/PDF > ドキュメントの生成 > オプション |
キーボード |
F8 | オプション |
利用手順 - テンプレートエディタ
テンプレートごとのオプションの既定値を設定するには、対象のテンプレートを開きます。
リボン |
生成・入出力 > ドキュメント > テンプレートエディタ : 対象のテンプレートを開く > (ツールバーのボタン) > テンプレートのオプション |
詳細:
ドキュメントの生成ダイアログのオプションタブで設定可能な項目は次の通りです。
順序
項目 |
説明 |
パッケージ |
パッケージの出力順序を、名前の文字コード順やツリー順(モデルブラウザ内の順序)、作成日や更新日の順序で指定できます。 |
要素 |
要素の出力順序を、名前の文字コード順やツリー順(モデルブラウザ内の順序)、作成日や更新日の順序などで指定できます。 |
ダイアグラム |
ダイアグラムの出力順序を、名前の文字コード順やツリー順(モデルブラウザ内の順序)、作成日や更新日の順序で指定できます。 |
オプション
項目 |
説明 |
ノートのない要素を含まない |
ノート欄に記入のない要素を対象外にします。 |
パッケージフィルタの継承 |
パッケージに適用される条件を、個々の要素に対しても適用します。 |
ノートのない接続を含まない |
ノート欄に記入のない接続を対象外にします。 |
名前のない要素を含まない |
名前が設定されていない要素は出力対象外にします。 |
大きなサイズのOLEファイルを無視 |
付属ドキュメントなどに大きなサイズのOLEオブジェクトが埋め込まれていると、出力処理に時間とリソースが必要になります。この項目にチェックを入れると、このような大きなOLEオブジェクトを無視してドキュメントを生成します。 |
ノートにスタイルシートのスタイルを適用 |
リッチテキスト形式のノートの内容を、スタイルシート側で指定したスタイルで出力します。要素で利用しているスタイルは無視されます。 (ノート欄で利用可能なスタイルは、色・斜体・下線・太字ですので、フォントの種類と大きさは対象外です。) |
ドキュメント定義パッケージの生成で出力結果の後に改ページを追加 |
ドキュメント定義パッケージ機能を利用している場合に、ドキュメント定義パッケージのテンプレートの内容を出力後、それぞれのドキュメント出力定義要素の出力前の位置に改ページを挿入します。 |
親要素が対象外でも子要素を出力 |
要素が子要素を持っている場合、親要素が条件を満たすかどうか判断され、条件を満たさない場合には子要素は自動的に対象外になります。 この挙動を変更し、子要素も条件を満たすかどうかの判断を行い、条件を満たす場合にはドキュメントに出力するようにする場合には、この項目にチェックを入れてください。 |
付属ドキュメントの見出しレベルを上げる |
付属ドキュメントを出力する場合に、付属ドキュメント内に段落番号が利用されている場合、ドキュメント本体の段落番号と整合するように見出しレベルを調整します。 (付属ドキュメント内の最上位の段落が見出しレベル1であるという前提で調整します。) |
ダイアグラムフレームを非表示 |
ダイアグラムの画像を出力する際に、周囲の枠(フレーム)を出力しないようにします。 この項目は、ユーザーのオプションの設定よりも優先されます。 |
「印刷対象」に設定されている要素のみを出力対象にします。 (参照:ダイアグラム内の要素を印刷対象外にする) |
|
要素を状態に応じて色付け |
ダイアグラムの画像を、オプションの「要素を状態に応じて色付け」が有効な場合の状況で出力します。 |
ブックマークを埋め込まない |
生成されるドキュメント内に、「ブックマーク」情報を埋め込みません。ブックマークを利用すると、Wordで編集する場合などに便利ですが、表示に問題が発生する環境もあります。このような場合、このチェックを入れると問題なく表示できるようになる場合があります。 |
選択パッケージを含まない |
ドキュメントの生成対象に、指定したパッケージ自身は含まれないようにします。 |
フォーマット |
ドキュメントに含むダイアグラムの画像のフォーマットを指定します。 「既定値に設定」にチェックを入れることで、指定した内容を保持します。 |
見出しレベル |
ドキュメント内の見出し(Heading)スタイルのレベルを、指定したレベルまでに限定します。
例えば、テンプレートでパッケージ名のスタイルHeading1(見出し1)に指定した場合、子パッケージのパッケージ名のスタイルは自動的にHeading2(見出し2)になります。以下、階層構造の深さに合わせて自動的にスタイルが調整されます。
これを、例えばHeading2までのみに限定したい場合(階層構造が深くなってもHeading3にはしたくない場合)には、この項目で「Heading 2」を指定してください。 既定値ではHeading9に設定されています。これは、指定可能な最大の深さの値になります。 |
フィルタグループ
項目 |
説明 |
この要素のみ |
対象の要素を、要素の作成日や更新日で限定できます。 最初の2つの項目については、ドロップダウンリストから項目を選択してください。 3番目の項目では、日付を指定してください。 |
パッケージのフェーズ |
対象の要素が含まれるパッケージのフェーズで、対象要素を限定できます。 最初の項目はドロップダウンリストから条件を指定し、2番目の項目には対象のフェーズを指定してください。 |
要素の状態 |
要素の状態で、対象要素を限定できます。 最初のドロップダウンリストで条件を指定(通常は「like」)し、2番目の項目では状態名を入力してください。 複数を指定する場合には、条件を「in」に設定し、カンマ区切りで状態名を指定してください。 |
接続の方向 |
ドキュメントに含める接続を方向で制限する場合に、ドキュメントに含める方向を指定してください。 「両方」を指定した場合には、それぞれの接続はドキュメントの中で2回出力されます。 つまり、ソース側の要素とターゲット側の要素のそれぞれに対して、同じ接続の情報がドキュメントに出力されます。 |
対象外にするパッケージを、SQLクエリかスクリプトで指定します。 指定に応じて、設定内容が変わります。
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ドキュメントの生成ダイアログの「対象外の指定」タブで設定可能な項目は次の通りです。
項目 |
説明 |
対象に含まない要素 |
ドキュメントに含める要素を種類で制限する場合に、ドキュメントの対象外にする種類を指定してください。 |
対象に含まない接続 |
ドキュメントに含める接続を種類で制限する場合に、ドキュメントの対象外にする種類を指定してください。 |
対象に含まないダイアグラム |
ドキュメントに含めるダイアグラムを種類で制限する場合に、ドキュメントの対象外にする種類を指定してください。 |
参照: