ドキュメント出力定義要素を利用すると、ドキュメントやHTMLドキュメントの出力対象となるパッケージを、モデルブラウザ内から自由に指定して組み合わせることができます。パッケージを複数指定したり、出力するパッケージの順序を指定したりできます。
ドキュメント出力定義要素は、目的・対象に応じて複数作成できます。例えば、要求・ユースケース・設計などの分類で、複数のドキュメント出力定義要素を作成します。これらのドキュメント出力定義要素に対して、それぞれドキュメントを出力できます。さらに、ドキュメント定義パッケージの機能を利用して複数のドキュメント出力定義要素から1つのドキュメントを生成できます。必要に応じて、ドキュメント出力定義要素とドキュメント定義パッケージは自由に組み合わせることができます。
| 項目 | 説明 | 
| ドキュメント生成に関連する要素 | ドキュメント定義パッケージとドキュメント出力定義要素はツールボックスの「ドキュメント」グループに含まれています。 ツールボックスの 「ドキュメント」を選択してください。選択できない場合には、パースペクティブを切り替える必要があります。 
 
 
 ドキュメント定義パッケージでは、独自のタグ付き値があり、テンプレートを指定できます。ドキュメント定義パッケージ用のテンプレートを作成し、適用させます。 ドキュメント定義パッケージやドキュメント出力定義要素をダイアグラム内に配置すると、ダイアグラム内では次のように表示されます。 
 
 
 ドキュメントグループには、以下の内容も含まれます。 | 
| テンプレート | それぞれのドキュメント出力定義要素ごとに、ドキュメントのテンプレートを指定できます。例えば、要求要素が含まれるパッケージを対象とし、テンプレートの内容を要求要素のための内容にできます。 ただし、HTMLドキュメントの生成の場合には、この機能は利用できません。HTMLドキュメントの生成時に指定する形になります。 | 
| 内容 | ドキュメント出力定義要素の内容は、以下のようにして決まります。 
 
 
 
 
 属性として登録されるパッケージ名の順序を変えることで、ドキュメント内に出力される順序も調整できます。 | 
| 注意: | 
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 ブックマークの機能では、それぞれのブックマークの内容が一意でなければなりません。通常のドキュメントを生成する際には、それぞれのブックマークは一意になります。ドキュメント定義パッケージを利用する場合、いくつかのドキュメントを結合して1つのドキュメントにします。このような場合にはブックマークが重複することになります。 | 
出力されるパッケージの順序を変更できます。「ドキュメントの出力順序の変更」のページをご覧ください。
参照: