Enterprise Architectで作成したモデルは、Enterprise Architect上で直接内容を確認する方法の他に、画面で表示したり印刷したりできるドキュメントとして確認したい場合もあります。このような場合に役に立つ、ドキュメントの出力機能があります。仕様書のようなドキュメントの出力のためには、ドキュメント出力機能が役に立ちます。この機能は次のような場面で役に立ちます。
Enterprise Architectは、広く利用されているいくつかの形式で出力できますので、出力した内容をそのままドキュメントとして利用するだけでなく、他の既存のドキュメントの内容と結合して利用するなどの活用も可能です。
項目 |
説明 |
機能 |
このエディタでは次のような表現が可能です。
ドキュメントに関する基本的な操作方法を説明したPDFドキュメントは、スパークスシステムズ ジャパンのPDFドキュメント 「ドキュメント出力機能 機能ガイド」からダウンロードできます。 |
ドキュメント出力定義要素 |
Enterprise Architectでは、ドキュメント出力定義要素を作成できます。具体的には、ドキュメント出力定義要素を作成するか、ドキュメント定義パッケージパッケージ内に要素を配置する形になります。 ドキュメントの出力の場合には、それぞれのドキュメント出力定義要素ではそれぞれ個別にドキュメントのテンプレートを指定できます。 具体的には、要求要素が含まれるパッケージに対して要求要素用のテンプレートを適用し、ユースケースが含まれるパッケージにはユースケース要素用のテンプレートを適用するような指定が可能です。このように個別に指定したテンプレートからの生成結果をまとめて1つのドキュメントとして作成し、ヘッダやフッタ・目次を追加できます。 |
ドキュメント定義パッケージ |
ドキュメント出力定義要素を利用することで、個々のドキュメントについて対象を変更できます。 このときに、ドキュメント定義パッケージを利用することで、さらに便利にドキュメント生成機能を利用できます。 例えば、会社や組織ごとのカバーページや目次・ヘッダ・フッタなどを追加できます。このドキュメントのそれぞれの章にはドキュメント出力定義要素で指定した内容や形式になります。 |
注意: |
|
参照: