外部ファイルに関連する成果物要素の作成

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  UMLのモデリング > UMLの要素 > 構造図に関連する要素 > 成果物 >

外部ファイルに関連する成果物要素の作成

既存のファイルに関連する成果物要素を簡単に作成できます。この成果物要素は、対象のファイルを利用して簡単に作成できます。

 

 

手順:

#

操作方法

1

Windowsのエクスプローラやデスクトップなどで、対象のファイルを選択し、Enterprise Architectのダイアグラム内にドロップします。

ドロップすると、コンテキストメニューが表示されます。

2

希望する結果を選択します。

項目

説明

ハイパーリンク

対象のファイルへのハイパーリンクを作成します。この場合には、ダブルクリックした際の動作をサブメニューで「ファイルを開く」「ファイルを編集する」のいずれかから指定できます。ハイパーリンクをダブルクリックすると、指定した動作でそのファイルを開きます。ハイパーリンクには、ドロップしたファイルのフルパスが保持されます。

成果物(パスのみ)

モデル内に成果物要素を作成します。成果物要素の名前は、ドロップしたファイルのファイル名になります。

 

その成果物要素をダブルクリックすると、プロパティダイアログが表示されます。プロパティダイアログのファイルグループには、ドロップしたファイルのフルパスの情報が保持されています。

このファイルグループから、ファイルを開くことができます。

成果物(ファイル保持)

モデル内に成果物要素を作成します。成果物要素の名前は、ドロップしたファイルのファイル名になります。

この方式で作成すると、ドロップしたファイルの実体(ファイルのデータ)が、プロジェクト内に(圧縮されて)保存されます。この成果物要素をダブルクリックすると、そのファイルを開くことができます。

ファイルの内容を変更した場合には、ファイルを開いたアプリケーションを閉じると、変更したファイルの内容をプロジェクト内に保存するかどうかの確認のメッセージが表示されます。保存しない選択をすると、変更した内容は破棄されます。

対象のファイルはプロジェクト内に保存されますので、バージョン管理やXML形式での入出力の対象となります。

画像要素

(画像ファイルのみ) ドロップしたファイルの画像を、画像要素としてダイアグラム内に配置します。

画像要素の画像は、他の要素の外見として指定し利用できるほか、要素として画像が保存されますので、バージョン管理やXML形式での入出力でも画像を対象に含めることができます。

挿入

(画像ファイルのみ) ドロップしたファイルの画像を、(リンクの形式ではなく)画像としてダイアグラム内に配置します。配置した画像は、サブジェクト要素に画像を適用した形式になります。

 

 

参照: