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このイベントは要素の再描画の際に呼ばれます。
要素に独自の区画を追加している場合には、その情報を表示するために呼ばれます。
文法
public object EA_GetCompartmentData(EA.Repository Repository, string sCompartment, string sGUID, EA.ObjectType oType)
EA_QueryAvailableCompartmentsメソッドには次の引数があります。
引数 |
型 |
方向 |
説明 |
Repository |
IN |
現在開かれているプロジェクトのリポジトリオブジェクトです。プロジェクトの情報を取得したい場合に利用します。 |
|
sCompartment |
string |
IN |
情報を必要としている区画の名前 |
sGUID |
string |
IN |
対象の要素のGUID |
oType |
EA.ObjectType |
IN |
対象の要素の種類 (参考:ObjectType 定数値) |
戻り値
特定の形式の文字列を含むobject型の情報です。
Name=(区画名:sCompartmentと同じ値);OwnerGUID=(対象要素のGUID:引数sGUIDと同じ値);Options=(オプション);CompartmentData=(内容);
等号(=)・カンマ(,)・セミコロン(;)はパラメータの区切り記号に利用するので、文字列の中の区切り文字としては、それぞれ&_eq_^・&_c_^・&_sc_^を利用します。
(eq=equal, c=comma, sc=semicolon)
オプションとして指定可能なのはSkipIfOnDiagramのみです。要素がダイアグラム内に配置されている場合には区画に表示しないようにする場合に、SkipIfOnDiagram&_eq_^1&_sc_^を指定します。
CompartmentDataの内容は次のような構成を、表示する内容分だけ繰り返します。下の内容の末尾にあるカンマも必要です。
Data&_eq_^(名前)"&_sc_^GUID&_eq_^(名前が示す要素のGUID)&_sc_^,