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Repositoryはすべてのモデルやパッケージ・要素などを含む主要なコンテナです。このRepositoryが持つModelsコレクションを利用して、再帰的にすべての情報を利用できます。また、直接要素やパッケージを参照するための便利なメソッドもいくつか用意してあります。
プロジェクト内の関係するテーブル
なし
属性
属性 |
型 |
R/W |
説明 |
||
App |
App |
R |
Appオブジェクトを取得します。 |
||
Authors |
R |
プロジェクトに定義された作者のコレクションです。 |
|||
BatchAppend |
bool |
RW |
多くの要素や属性・操作を追加する場合、このプロパティをtrueにすると処理速度が改善できる場合があります。追加が終わったらプロパティをfalseにすると、一括で処理されます。 これにより、環境によっては10倍以上の処理速度の向上につながります。 |
||
Clients |
(client) |
R |
プロジェクトに定義された顧客のコレクションです。 |
||
ConnectionString |
string |
R |
開いているプロジェクトファイルのパスか、リポジトリサーバへの接続文字列です。 接続文字列の中の "DBType=n;" で表現される内容から、プロジェクトの種類を把握することが可能です。 0 - MySQL 1 - SQL Server 3 - Oracle 4 - PostgreSQL 8 - Access2007 9 - Firebird 11 - SQLite 3 |
||
CurrentSelection |
R |
現在選択されている項目に関する情報を取得するためのオブジェクトを取得します。 (ビルド1500以降で利用可能) |
|||
DataMinerManager |
R |
データ分析のためのオブジェクトを取得します。 (ビルド1500以降で利用可能) |
|||
Datatypes |
R |
プロジェクトに定義されたデータ型のコレクションです。データベースのデータ型とプログラム言語のデータ型の両方の情報が含まれています。 |
|||
EAEdition |
R |
Enterprise Architectのエディションを示します。
|
|||
EAEditionEx |
R |
Enterprise Architectのエディションを示します。 |
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EnableCache |
bool |
RW |
中に含まれる要素の多いパッケージを読み込む場合に、パッケージの内容を先読みしてキャッシュするかどうかの設定です。trueでこの機能を有効にします。 |
||
EnableUIUpdates |
bool |
RW |
この値をfalseにすると、モデルの変更内容を描画しなくなりますので、処理が早くなります。 最新の情報に更新するには、Repository.RefreshModelView を利用します。 |
||
FlagUpdate |
bool |
RW |
trueを設定すると、EAに LastUpdate の値を更新するように指示します。 |
||
InstanceGUID |
string |
R |
実行中のEAのインスタンスごとに異なる、IDの値です。 |
||
IsSecurityEnabled |
bool |
R |
コーポレート版のセキュリティ機能(アクセス権)が有効になっているかどうかを確認します。trueで有効であることを示します。 |
||
Issues |
R |
システムの問題点のコレクションです。 |
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LastUpdate |
string |
R |
実行中のEAのインスタンスおよびインスタンスの実行時を区別するための文字列です。 |
||
LibraryVersion |
int |
R |
ライブラリのバージョンを取得します。 多くの場合には、Enterprise Architectのビルド番号と同じです。 |
||
R |
モデル内のツリーの最上位に位置する「モデルルート」のコレクションです。 それぞれのモデルルートは、パッケージを含んでいます。モデルルートはパッケージの特別な形です。モデルルートのParentIDは0になっています。すべてのモデルルートを参照することで、プロジェクト内の階層をすべてたどることができます。 また、AddNewを利用することで、新しいモデルルートを作成できます。モデルルートは削除することもできますが、削除した場合にはモデルルートに含まれるすべてのパッケージ・要素・ダイアグラムも同時に削除されます。 |
||||
ObjectType |
R |
このオブジェクトの種類を区別するために利用できます。 |
|||
ProjectGUID |
string |
R |
プロジェクト固有のGUIDを返します。 |
||
ProjectRoles |
R |
定義済みの、プロジェクトの役割のコレクションです。 |
|||
PropertyTypes |
R |
プロジェクトに定義されたタグ付き値の型のコレクションです。 |
|||
Resources |
R |
プロジェクトに定義された担当者のコレクションです。 |
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SchemaComposer |
SchemaComposer |
R |
スキーマコンポーザー機能を制御するためのSchemaComposerオブジェクトを取得します。 (ビルド1220以降で利用可能) |
||
SearchWindow |
R |
独自の検索結果を表示するためのオブジェクトを取得します。 (ビルド1500以降で利用可能) |
|||
SecurityUser |
R |
現在ログインしているユーザーの、セキュリティ(アクセス権)に関するオブジェクトを取得します。 (ビルド1500以降で利用可能) |
|||
Simulation |
R |
シミュレーション機能を制御するためのSimulationオブジェクトを取得します。 |
|||
Stereotypes |
R |
プロジェクトに定義されたステレオタイプのコレクションです。 |
|||
SuppressEADialogs |
bool |
RW |
アドインのEA_OnPostNewElementやEA_OnPostNewConnectorを利用する場合に、Enterprise Architectの標準ダイアログを非表示にするために利用します。 trueで非表示・falseで表示になります。これらの値は、上記のPostイベント発生直前にfalseに設定されますので、非表示にする場合には、Postイベントの中で毎回設定する必要があります。 |
||
SuppressSecurityDialog |
bool |
RW |
セキュリティ(アクセス権)機能が有効なプロジェクトに対してログインが失敗した場合に、Enterprise Architect標準のログインダイアログを表示するかどうかを指定します。 |
||
Tasks |
R |
プロジェクトに定義されたタスクのコレクションです。 |
|||
Terms |
R |
プロジェクトの用語集のコレクションです。 |
操作
操作 |
戻り値の型 |
説明 |
||
ActivateDiagram (int DiagramID) |
なし |
指定されたIDのダイアグラムがタブとして存在する場合には、そのダイアグラムをアクティブにします(そのダイアグラムを表示します)。
引数:
|
||
ActivatePerspective (string long) |
bool |
この操作は利用できません。バージョン7以前で利用可能です。 |
||
ActivateTab (string Name) |
なし |
指定された名前に一致するタブをアクティブにします(タブの内容を表示します)。一致する名前のタブがない場合には、エラーが発生します。
引数:
|
||
ActivateTechnology (string TechnologyID) |
なし |
指定されたMDGテクノロジーを既定のMDGテクノロジーに設定します。
引数:
|
||
ActivateToolbox (string Toolbox, int Options) |
bool |
指定したツールボックスを開きます。戻り値は現在利用されていません。
引数:
|
||
AddDefinedSearches (string sXML) |
なし |
検索ルールを一時的に追加します。Enterprise Architectを再起動するたびに検索ルールを再度追加する必要があります。
引数:
|
||
AddDocumentationPath (string Name, string Path, long Type) |
なし |
この操作は利用できません。バージョン11.1以前で利用可能です。 |
||
AddPerspective (string Perspective, int Options) |
bool |
この操作は利用できません。バージョン7以前で利用可能です。 |
||
AddPropertiesTab (string TabName, string PropXML) |
アドインサブウィンドウ内にプロパティタブを追加します。追加に成功したらPropertiesTab要素を返します。失敗した場合にはNULLを返します。(ビルド1500以降で利用可能)
引数:
XML文字列の例 <?xml version='1.0'?> <properties> <group name='theGroup1'> <property id='1' type='text' default='' readonly='false' > <name>TestText</name> <description>this has id=1</description> </property> <property id='2' type='combobox' default='' readonly='false' > <name>TestCombo</name> <value>Two</value> <description>this has id=2</description> <valuelist> <item>One</item> <item>Two</item> <item>Three</item> </valuelist> </property> <property id='3' type='date' default='currentdate' showcheckbox='false' readonly='false' > <name>TestDate</name> <value></value> <description>this has id=3</description> </property> <property id='4' type='checkbox' default='true' readonly='false' > <name>TestCheckbox</name> <description>this has id=4</description> </property> <property id='5' type='spin' default='1' min='0' max='100' readonly='false' > <name>TestSpin</name> <value>7</value> <description>this has id=5</description> </property> <property id='6' type='int' default='1' readonly='false' > <name>TestInt</name> <value>100</value> <description>this has id=6</description> </property> <property id='7' type='double' default='1' readonly='false' > <name>TestDouble</name> <value>3.333</value> <description>this has id=7</description> </property> <property id='8' type='memo' default='' readonly='false' > <name>TestMemo</name> <value></value> <description>this has id=8</description> </property> </group> <group name='theGroup2'> <property id='22' type='text' default='' readonly='false' > <name>Test1</name> <value></value> <description>this has id=22</description> <valuelist> <item></item> </valuelist> </property> </group> </properties> |
|||
(string TabName, string ControlID) |
activeX コントロール |
タブウィンドウにActiveX COMコントロールを配置します。Enterprise Architect側でコントロールを作成し、成功した場合にはそのIUnknown型のポインタを返します。 (参照:カスタムビューの作成)
引数:
|
||
(string WindowName, string ControlID) |
activeX コントロール |
アドインサブウィンドウにActiveX COMコントロールを配置し、独自のサブウィンドウとして利用できるようになります。Enterprise Architect側でコントロールを作成し、成功した場合にはそのIUnknown型のポインタを返します。
引数:
例. Project1.UserControl1 |
||
AdviseConnectorChange (int ConnectorID) |
なし |
アドインやクライアントが特定の接続が変更したことを通知するための機能です。 EAで表示されているダイアグラムに接続が含まれている場合には、接続を再描画します。
引数:
|
||
AdviseElementChange (int ObjectID) |
なし |
アドインやクライアントが特定の要素が変更したことを通知するための機能です。EAで表示されているダイアグラムに要素が含まれている場合には、要素を再描画します。
引数:
|
||
CallSBPI (string sbpiPrefix, string method, string packedParameters) |
string |
外部ツールとの連携機能を呼び出し、指定した処理を実行します。戻り値は、連携機能からJSON形式で戻される文字列です。 (ビルド1500以降で利用可能)
引数:
|
||
ChangeLoginUser (string Name, string Password) |
bool |
指定されたログインIDとパスワードでログインを行います。セキュリティ機能が有効でない場合、エラーが発生します。 戻り値は処理の結果を示します。trueでログインに成功したことを示します。
引数:
|
||
ClearAuditLogs (object StartDateTime, object EndDateTime) |
bool |
監査のログを削除します。 StartDateTime および EndDateTime の両方がNULLでない場合には、指定した範囲内の情報を削除します。
成功した場合にはtrueが返ります。
引数:
|
||
ClearOutput (string Name) |
なし |
指定された名前のシステム出力サブウィンドウタブのすべての情報を消去します。
引数:
|
||
CloseAddins() |
なし |
.NETで作成されたアドインがEA終了後に残ることがないようにするために、オートメーションコントローラによって呼ばれる操作です。 |
||
CloseDiagram (int DiagramID) |
bool |
指定されたIDのダイアグラムが表示されている場合には、そのダイアグラムを閉じます。戻り値は処理の結果を示します。trueで正常に処理されたことを示します。
引数:
|
||
CloseFile() |
なし |
開いているプロジェクトを閉じます。 |
||
CodeMinerService() |
object (CMService) |
コード分析機能を操作するための要素を取得します。この詳細はサポートの対象外となります。 (ビルド1700以降で利用可能) |
||
CreateDocumentGenerator() |
EA.DocumentGenerator オブジェクトを取得します。 |
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(CreateModelType CreateType, string FilePath, int ParentWnd)
|
bool |
新規にプロジェクトファイルを作成します。あるいは、DBMSリポジトリを利用している場合に、ショートカットファイルを作成します。
作成に成功した場合にtrueを返します。それ以外の場合にはfalseを返します。
引数:
|
||
(string Name) |
なし |
指定された名前のシステム出力サブウィンドウタブを作成します。
引数:
|
||
DeletePerspective (string Perspective, int Options) |
bool |
この操作は利用できません。バージョン7以前で利用可能です。 |
||
DeleteTechnology (string ID) |
bool |
MDGテクノロジーをモデルブラウザ内のリソースタブから削除します。 成功した場合にはtrueを返却します。
引数:
|
||
(string Name) |
なし |
指定された名前のシステム出力サブウィンドウタブが表示されているかどうか確認します。出力サブウィンドウが非表示の場合には表示されます。
引数:
|
||
ExecutePackageBuildScript (int ScriptOptions, string PacakgeGuid) |
なし |
指定されたパッケージに対して動作解析の設定で定義されたコマンドを実行します。GUIDを指定しない場合には現在モデルブラウザで選択されているパッケージが対象になります。
引数:
|
||
Exit() |
なし |
EAをすぐに終了します。.Netで開発をする場合で、ガーベジコレクターがすべてのCOMオブジェクトをすぐに開放してくれない場合に利用します。 |
||
ExtractImagesFromNote (string Notes, string WriteImagePath, string RelativeImagePath) |
string |
引数として渡されたノートの文字列内に存在する、画像マネージャーで管理されている画像へのリンクを、外部ファイルへの画像のリンクに置換します。戻される文字列は、リンクを置換した内容となります。
引数:
|
||
ExtractSBPIParameter (string packedParameters, string name) |
string |
外部ツールとの連携機能を呼び出し、指定した名前に対応する値を取得します。 (ビルド1500以降で利用可能)
引数:
|
||
GenerateMDGTechnology (string FileName) |
bool |
MTSファイルの設定を元にMDGテクノロジーファイルを生成します。生成に成功するとtrueを返します。 (ビルド1400以降で利用可能)
引数:
|
||
GetActivePerspective() |
string |
この操作は利用できません。バージョン7以前で利用可能です。 |
||
GetAttributeByGuid (string Guid) |
属性のGUIDを指定して、Attributeオブジェクトを取得します。
引数:
|
|||
GetAttributeByID (string id) |
属性のIDを指定して、Attributeオブジェクトを取得します。
引数:
|
|||
GetConnectorByGuid (string Guid) |
接続のGUIDを指定して、Connectorオブジェクトを取得します。
引数:
|
|||
GetConnectorByID (int ConnectorID) |
接続のIDを指定して、Connectorオブジェクトを取得します。
引数:
|
|||
GetContextItem (object Item) |
GetContextItemTypeメソッドと同様の条件における、現在選択されている要素を取得します。GetContextItemTypeメソッドの説明もご覧ください。
引数:
|
|||
GetContextItemType() |
現在選択されている項目の情報を返します。ここで「選択されている」とは、次の状況のいずれかで、そのときの操作対象になっている項目になります。
特定のダイアログ(要素の属性ダイアログなど)で選択されている対象の要素の種類は以下のいずれかになります。
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|||
GetContextObject() |
object |
現在選択されている項目を返します。戻り値の型は、選択されている項目の種類に依存します。 |
||
GetCounts() |
string |
プロジェクト内のすべての要素の個数を取得します。この個数をチェックすることで、プロジェクト内の要素が追加あるいは削除されたかどうかわかります。 返される内容は、Enterprise Architectの内部のテーブル名と、そのテーブルに含まれる列の数になります。 |
||
GetCurrentDiagram() |
現在表示されているダイアグラムを返します。 |
|||
GetCurrentLoginUser (bool GetGuid) |
string |
ログインユーザーの情報を返します。 セキュリティ機能が有効でない場合、エラーが発生します。 GetGuidがtrueの場合には対象のユーザーを示すGUIDを返します。それ以外の場合、ユーザーの名前を返します。 |
||
GetDiagramByGuid (string Guid) |
object (Diagram) |
ダイアグラムのGUIDを指定して、Diagramオブジェクトを取得します。
引数:
|
||
GetDiagramByID (int DiagramID) |
ダイアグラムの(プロジェクト内の)IDを指定してダイアグラムへのポインタを取得します。 このIDは、DiagramのDiagramIDプロパティから取得できます。このIDを保持しておくと、GetAtメソッドを利用せずにダイアグラムを取得・利用できます。
引数:
|
|||
GetElementByGuid (string Guid) |
要素のGUIDを指定して、Elementオブジェクトを取得します。
引数:
|
|||
GetElementByID (int ElementID) |
要素の(プロジェクト内の)IDを指定して要素へのポインタを取得します。
引数:
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|||
GetElementsByQuery (string QueryName, string SearchTerm) |
Enterprise Architectで定義されている検索ルールを実行し、結果をコレクションで得ることができます。 例えば、GetElementsByQuery("Simple","Class1")を実行すると、「要素の名前とノート」の検索ルールで、検索単語がClass1の場合の検索結果を返します。
引数:
|
|||
GetElementSet (string IDList, int Options) |
引数の"IDList"に基づいた要素のコレクションを返します。引数に" "を指定するとモデル内のすべての要素を取得します。
引数:
|
|||
GetFieldFromFormat (string Format, string Text) |
string |
指定した文字列を、Enterprise Architect内部用の文字列に変換します。要素のノート欄の情報など、文字列に対して書式設定が可能な属性に文字列を格納する場合に利用します。
引数:
|
||
GetFormatFromField (string Format, string Text) |
string |
指定したEnterprise Architect内部用の文字列を、指定した書式に変換します。要素のノート欄の情報など、文字列に対して書式設定が可能な属性から文字列を取り出す場合に利用します。
引数:
|
||
GetFormattedName (string Guid, long FlagInclude, string Separator, long FlagFormat) |
string |
GUIDで指定した要素について、指定した内容の情報を付加し整形した文字列を返します。例えば、名前空間の情報を含む名前を取得したいような場合に利用します。
引数:
例: formattedName = Repository.GetFormattedName (element.ElementGUID, fiFeature | fiClass | fiParents | fiPackage | fiDiagram, "::", 0);
(ビルド1400以降で利用可能) |
||
GetGapAnalysisMatrix() |
string |
ギャップ分析マトリックスの内容を文字列として取得します。 |
||
GetLastError() |
string |
最後に発生したエラーの詳細情報です。エラーが発生したときには例外が発生しますので、この操作を利用することはほとんどありません。 |
||
GetLocalPath (string Type, string Path) |
string |
要素のソースファイルのパスにローカルパスが利用されている場合に、そのローカルパスを展開したパスを返します。
引数:
例: %Desktop%\src\sample.java
例: Repository.GetLocalPath (Java, %Desk%\Javacode\Motor.java) を実行した場合の戻り値の例: C:\Users\fbloggs\Desktop\Javacode\Motor.java |
||
GetMailInterface() |
EA.MailIinterface のオブジェクトを返します。ツール内のメッセージ送信機能を利用する場合に取得します。 |
|||
GetMethodByGuid (string Guid) |
指定されたIDの操作を返します。
引数:
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|||
GetMethodByID (string id) |
指定されたIDの操作を返します。
引数:
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|||
GetPackageByGUID (string Guid) |
パッケージのGUIDを指定してパッケージへのポインタを取得します。 それぞれのパッケージには、同じGUIDを持つElement要素が存在し、パッケージのプロパティはPackageとElementに分けて保持されます。 要素のGUIDが判明し、要素のTypeがPackageの場合には、GetPackageByGuid(Element.ElementGUID)でパッケージ要素を取得できます。
引数:
|
|||
GetPackageByID (int PackageID) |
パッケージの(プロジェクト内の)IDを指定してパッケージへのポインタを取得します。
引数:
|
|||
GetProjectInterface() |
Projectオブジェクトへのポインタを返します。このインターフェースを利用すると、プロジェクト内のさまざまな情報をXML形式で取得できます。 |
|||
GetPropertiesTab (string TabName) |
指定した名前のタブを返します。存在しない場合にはNULLが戻ります。 (ビルド1500以降で利用可能)
引数:
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|||
GetReferenceList (string Type) |
Enterprise Architect内部の定義情報やリファレンス情報の一覧を取得できます。引数には、取得する一覧を指定します。
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|||
GetRelationshipMatrix() |
string |
XML形式で、プロジェクトに定義されているすべての関係マトリックスプロファイルの定義内容を返します。 (参考:要素の関係マトリックス) |
||
GetSimulation() |
Simulation |
この操作は利用できません。バージョン11.1以前で利用可能です。 Repository.Simulation を利用して下さい。 |
||
GetSysMLPlotter() |
SysMLProtter |
(ビルド1600以降で利用可能) |
||
GetTechnologyVersion (string ID) |
string |
指定したIDのMDGテクノロジーのバージョンを返します。
引数:
|
||
GetTreeSelectedElements() |
(Element) |
モデルブラウザで選択されている要素を返します。複数要素に対応します。 |
||
(object SelectedItem) |
モデルブラウザで選択されている項目を返します。
この機能を利用するためには、汎用的なオブジェクト変数を作成してパラメータとして渡してください。返却されるオブジェクトの種類に応じて、より適切な型にキャストしてください。 オブジェクトは次のうちのどれかになります。: Package, Element, Diagram, Attribute, Operation
引数:
|
|||
GetTreeSelectedItemType() |
モデルブラウザで選択されている項目の種類を返します。以下はその例です。:
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|||
GetTreeSelectedObject() |
object |
モデルブラウザで選択されている項目を返します。 利用している言語によりGetTreeSelectedItemが利用できない場合には、この操作を利用して下さい。 |
||
GetTreeSelectedPackage() |
現在モデルブラウザで選択されている項目が含まれるパッケージを返します。パッケージが選択されている場合には、そのパッケージを返します。 |
|||
HasPerspective (string Perspective) |
string |
この操作は現在は利用できません。バージョン7以前で利用可能です。 |
||
なし |
アドインサブウィンドウを非表示にします。 (参考:カスタムサブウィンドウ) |
|||
ImportPackageAsMDGTechnology (string PacakgeGuid) |
bool |
モデルとして定義されているMDGテクノロジーの定義を、プロジェクトに読み込みます。成功するとtrueが戻ります。対象のパッケージはmdg technologyのステレオタイプを持つパッケージであり、適切な中身を持つことが必要です。 (ビルド1700以降で利用可能)
引数:
|
||
ImportPackageBuildScripts (string PacakgeGuid, string BuildScriptXML) |
なし |
XML形式の動作解析の設定を指定されたパッケージに読み込みます。
引数:
|
||
ImportRASAsset (string pkgGUID, |
bool |
パッケージリポジトリに登録されているパッケージを読み込みます。 (ビルド1308以降で利用可能)
引数:
|
||
ImportTechnology (string Technology) |
bool |
MDGテクノロジーをプロジェクトに読み込み、モデルブラウザ内のリソースタブに表示します。 成功した場合にはtrueを返します。それ以外の場合にはfalseを返します。 このメソッドは、プロジェクトに直接読み込む方式に対応しています。
引数:
|
||
InsertSBPIParameter (string packedParameters, string name, string value) |
string |
外部ツールとの連携機能を呼び出し、JSON文字列を受け取ります。 (ビルド1500以降で利用可能)
引数:
|
||
InvokeConstructPicker (string ElementFilter) |
int |
Enterprise Architectで操作する場合に、要素や型などを選択する場合に表示される要素の選択ダイアログをAPIから利用するための機能です。要素が選択された場合にはその要素のElementIDを、選択されなかった場合には0を返します。
例: elementid=Repository.InvokeConstructPicker ("IncludedTypes=Class,Component;StereoType=foo,bar")
この例では、クラス要素かコンポーネント要素で、さらにステレオタイプfooあるいはbarを持つ要素のみが選択できます。IncludedTypesとStereoTypeはカンマ区切りで複数指定できます。
引数:
いずれの項目も、不要な空白文字を含めないで下さい。空白文字も、要素の種類やステレオタイプの名前の1つとして認識されます。大文字小文字が区別されます。大文字小文字が一致しない場合には、期待する結果が得られません。
MultiSelect=Trueの場合の例: val = Repository.InvokeConstructPicker ("IncludedTypes=Class; MultiSelect=True;");
while(val != 0) { val = Repository.InvokeConstructPicker("GetNext=True;"); } |
||
InvokeFileDialog (string FilterString, int Filterindex, int Flags) |
string |
Windows標準のファイルを開くためのダイアログを表示します。ファイルパスの取得に成功した場合には、そのパスを戻します。
引数:
|
||
IsTabOpen (string TabName) |
string |
指定したタブが開かれているかどうかを確認します。ダイアグラムの他、Repository.AddTab()で追加したタブを対象にできます。
引数:
|
||
IsTechnologyEnabled (string ID) |
bool |
指定されたMDGテクノロジーが有効になっているかどうかを確認します。 戻り値がtrueのときは、指定したMDGテクノロジーが有効になっています。それ以外の場合にはfalseになります。
引数:
id="UML2" name="Basic UML 2 Technology" id="EAExtended" name="Core Extensions" id="262139" name="MDG Technology Builder"
このメソッドは、Enterprise Architectの既定のMDGテクノロジーの他、ユーザーが独自に追加したMDGテクノロジーについても確認可能です。 |
||
IsTechnologyLoaded (string ID) |
bool |
MDGテクノロジーが既に正しく読み込まれているかどうかを確認します。 正しく読み込まれている場合にはTrueを返します。それ以外の場合にはFalseになります。
引数:
|
||
LoadAddins() |
void |
すべてのアドインを読み込みます。OpenFile, OpenFile2, CreateModelを実行する前に呼び出す必要があります。 |
||
MarkupNotes (string Notes, string GlossaryType, string replacement) |
string |
指定した文字列に含まれる用語を、指定した文字列で置換します。
引数:
|
||
OpenDiagram (int DiagramID) |
void |
特定のダイアグラムを表示するための機能です。ダイアグラムが開かれていない場合にはタブとして追加され、ダイアグラムビューに表示されます。
引数:
|
||
OpenFile (string Filename) |
bool |
EAのプロジェクトを開きます。引数に有効なプロジェクトファイルを指定する必要があります。戻り値は処理の結果を示します。trueで正常に処理されたことを示します。 DBMSリポジトリに接続する場合には、接続文字列を引数として渡します。接続文字列の取得方法はいかのいずれかです。
引数:
|
||
OpenFile2 (string Filename, string Username, string Password) |
bool |
パスワードを指定してOpenFileを実行します。戻り値は処理の結果を示します。trueで正常に処理されたことを示します。
引数:
|
||
OpenFileInEditor |
bool |
指定されたファイルをEnterprise Architectのタブとして開きます。
引数:
|
||
OpenFileInEditorAtLine (string Filename, int nLine) |
bool |
指定されたファイルをEnterprise Architectのタブとして開き、指定された行にカーソルを移動します。 (ビルド1600以降で利用可能)
引数:
|
||
RefreshModelView (int PackageID) |
なし |
指定したパッケージの内容か、プロジェクト全体の内容を読み込み直します。
引数:
|
||
RefreshOpenDiagrams (bool FullReload) |
なし |
現在開かれているすべてのダイアグラムの内容を更新します。
引数:
|
||
ReloadDiagram (int DiagramID) |
bool |
指定されたIDのダイアグラムを再読み込みします。コードの生成や読み込み・その他のバッチ処理の実行後にリフレッシュするために利用します。戻り値は処理の結果を示します。trueで正常に処理されたことを示します。 EA_OnNotifyContextItemModified の中で、この関数を呼び出す場合、処理内容によっては正常に動作しない場合があります。 引数:
|
||
ReloadPackage (int PackageID) |
なし |
指定されたパッケージと、そのパッケージに含まれるダイアグラムの内容を最新の内容に更新します。 (ビルド1300以降で利用可能)
引数:
|
||
RemoveOutputTab (string Name) |
なし |
指定された名前のシステム出力サブウィンドウタブを削除します。
引数:
|
||
RemoveTab (string Name) |
なし |
指定された名前のタブを削除します。
引数:
|
||
(string WindowName) |
bool |
指定された名前のアドインサブウィンドウを削除します。
引数:
|
||
RepositoryType() |
string |
データベースリポジトリの種類を返します。以下の値のいずれかになります。
|
||
RunModelSearch (string sQueryName, string sSearchTerm, string sSearchOptions, string sSearchData) |
なし |
検索を実行し、その結果を検索ビューとして表示します。
引数:
(Project.RunModelSearchの利用を推奨します。) |
||
SaveAllDiagrams() |
なし |
現在開かれていて、編集中のダイアグラムをすべて保存します。アドインの実行時に呼ぶことで、ダイアグラム内の編集内容を確実に参照できます。 |
||
SaveAuditLogs (string FilePath, object StartDateTime, object EndDateTime) |
bool |
監査のログを指定したファイルに保存します。StartDateTimeとEndDateTimeがNULLでない場合には、指定した範囲内の情報を保存します。 処理が成功するとtrueが戻され、失敗した場合には falseが戻されます。
引数:
|
||
SaveDiagram (int DiagramID) |
なし |
指定されたIDのダイアグラムを保存します。
引数:
|
||
SaveDiagramAsUMLProfile (string DiagramGUID, string Filename) |
bool |
指定されたダイアグラムの内容をUMLプロファイルとして出力します。最後にEnterprise Architectの画面でUMLプロファイルが出力された際の設定を利用します。 処理が成功するとtrueが戻されます。 (ビルド1400以降で利用可能)
引数:
|
||
SavePackageAsUMLProfile (string PackageGUID, string Filename) |
bool |
指定されたパッケージの内容をUMLプロファイルとして出力します。最後にEnterprise Architectの画面でUMLプロファイルが出力された際の設定を利用します。 処理が成功するとtrueが戻されます。 (ビルド1400以降で利用可能)
引数:
|
||
ScanXMIAndReconcile() |
なし |
「モデルの内容の再調整」機能を実行します。バージョン管理機能を利用している場合に、ダイアグラムの内容が正しく表示されない場合に利用します。
この機能を実行することで、バージョン管理されているパッケージ間にまたがる接続や要素がダイアグラム内で表示されない状況を修正し、正しく表示されるようになります。
設計者のそれぞれがローカルにプロジェクトを保持してバージョン管理されているパッケージを編集する状況では意味がありますが、モデルの内容のすべてが1つのプロジェクトに含まれ、全員がそのプロジェクトを参照する状況では実行する意味はありません。
実行すると、それぞれのバージョン管理されているパッケージに関連づけられたXMIファイルの内容を参照し、そのパッケージに含まれていない要素や接続があるかどうかを調べます。存在する場合には、そのパッケージの内容を更新します。
なお、この調整処理は、「最新バージョンをすべて取得」を実行した場合にも行われます。
パッケージ間の要素の利用が複雑な場合には、この機能を定期的に実行することをお勧めします。なお、以下の点に注意が必要です。
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(string TabName) |
bool |
指定した名前のタブを、アドインサブウィンドウで開きます。タブを開くことができたらtrueを返します。
引数:
(参考:カスタムサブウィンドウ) |
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ShowDynamicHelp (string Topic) |
なし |
指定したページに対応したヘルプのページを表示します。
引数:
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ShowInProjectView (object Item) |
なし |
指定された要素をモデルブラウザ内で選択状態にします。 引数に指定可能な種類は、パッケージ・要素・ダイアグラム・属性・操作です。それ以外の要素を指定すると例外をスローします。
引数:
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ShowWindow (int Show) |
なし |
EAのメインウィンドウの表示の有無を指定します。プロジェクトを開いた後に利用できます。 引数:
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ShutdownEA(int Flags) |
なし |
EAを終了します。 引数:
(ビルド1620以降で利用可能) |
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SQLQuery (string SQL) |
string |
指定したSQL文(SELECT文)を実行します。結果はXML形式で返却されます。 SELECT文以外や、複雑なSELECT文は実行できません。このメソッドの使い方については、製品サポートの対象外となります。
引数:
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SynchProfile (string Profile, string Stereotype) |
bool |
UMLプロファイルで定義されているステレオタイプが適用されている要素に対して、タグ付き値と制約の情報を同期します。
引数:
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VersionControlResynchPkgStatuses (bool ClearSettings) |
なし |
すべてのパッケージに対してバージョン管理の状態をバージョン管理ツールから取得し、最新の状態に更新します。
引数:
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(string Name, string Output, int ID) |
なし |
指定された名前のシステム出力サブウィンドウタブに文字列を出力します。出力する文字列には内部処理のためのIDを関連付けることができます。
引数:
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