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このクラスは、API内のすべての要素に対して利用されるコレクションクラスです。このクラスには、コレクション内を順に参照するメソッドや、コレクションを更新するメソッド・コレクションから要素を削除するメソッドがあります。
AddNew が呼ばれた場合には、コレクションには自動的に追加されないので注意する必要があります。
この場合の一般的な流れとしては、次のようになります。
削除の場合もほぼ同じ流れになります。Refresh が呼ばれるまで、コレクションは削除された要素の情報を保持し続けています。
プログラム言語で、コレクションの操作に対応する文法がある場合には、このクラスに対して個々の要素を取得できます。
(例: VB.NETのFor Each文)
属性
属性 |
型 |
R/W |
説明 |
Count |
short |
R |
コレクションが保有している要素数を取得します。 |
ObjectType |
R |
このオブジェクトの種類を区別するために利用できる値です。 |
操作
操作 |
戻り値の型 |
説明 |
AddNew (string Name, string Type) |
object |
コレクションに新しい要素を追加します。 このインターフェースはすべてのコレクションで共通です。必ず名前と型を指定する必要があります。 ここで指定された内容は生成されるオブジェクトに反映されます。また、AddNewを行った後はUpdateを実行する必要があります。Updateが呼ばれない場合には、オブジェクトの情報は中途半端のままになることになります。 処理中にエラーが発生した場合やセキュリティ機能が有効で編集権限がない場合には、例外をスローします。
UMLプロファイルで定義されている要素やダイアグラムを新規に追加する場合には、第2引数のTypeに、「UMLプロファイル名::種類名」を指定します。例えば、DFDのプロセス要素であれば、「データフロー::プロセス」の文字列を第2引数に指定します。
引数:
(参照:AddNewメソッド) |
Delete (short index) |
なし |
要素を削除します。
引数:
|
DeleteAt (short index, bool Refresh) |
なし |
指定した位置のオブジェクトを削除します。削除した後にはRefreshで内容を更新する必要があります。 ループで削除処理をするような場合には、インデックスがずれるので内容を更新すべきではありません。削除したオブジェクトを利用した場合には例外が投げられます。
引数:
|
GetAt (short index) |
object |
指定した位置の要素のオブジェクトの参照ポインタを取得します。 もし、オブジェクトが生成できない場合や無効な位置を指定した場合には、エラーが発生するか、あるいはNullが返されます。
引数:
|
GetByName (string Name) |
object |
現在のコレクションにおいて、名前を指定してオブジェクトを取得します。 コレクションに項目が何も含まれていない場合、あるいは指定された名前の項目がない場合にはNULL値が戻ります。
利用可能なコレクションは次のいずれかのオブジェクトのコレクションになります。: Package, Element, Diagram, TaggedValue, ConnectorTag
引数:
|
GetLastError() |
string |
最後に発生したエラーの詳細情報です エラーが発生したときには例外が発生しますので、この操作を利用することはほとんどありません。 |
Refresh() |
なし |
モデルからコレクションの情報を再取得することで、内容を更新します。 オブジェクトの追加や削除を行った後に呼ぶとよいでしょう。 |
Update() |
bool |
コレクションに内容を追加した後に、その変更を保存します。成功するとtrueが返ります。falseの場合には、GetLastError()でその原因を確認できます。 |