既存のプロジェクトを開く

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既存のプロジェクトを開く

Enterprise Architectのプロジェクトには、UMLなどのモデルの情報の他、設計開発に関係し、Enterprise Architectで管理できるさまざまな情報が格納されます。すべてのエディションで、ファイル形式のプロジェクトを利用できます。コーポレート版以上のエディションでは、MySQLなどDBMSのデータベースに格納されたプロジェクトを利用できます。

 

注意:

  • ネットワークドライブ上にあるFEAPファイルを開くことはできません。
  • 読み取り専用の拡張子QEA/QEAXのプロジェクトファイルを開くことはできません。
  • Enterprise Architectの64ビット版では、既定の状態ではEAPXファイルを開くことはできません。Microsoft Accessのランタイムライブラリをインストールすることで、開くことができます。
  • Enterprise Architectの64ビット版では、拡張子EAPのファイルを開くことはできません。日本語版Enterprise Architectで作成したEAPファイルであれば、拡張子をEAPXに変更すれば開くことができる場合もあります。

 

プロジェクトを開く機能に関係する操作・機能には以下のようなものがあります。

 

 

利用手順:

リボン

: プロジェクトを開く

キーボード

Ctrl + O

その他

スタートページ : プロジェクトファイルを開く

 

 

詳細:

項目

説明

ファイルを開く

指定したプロジェクトファイルを開きます

ファイルの拡張子が .QEA, .QEAX, .EAPX, .FEAP の既存のプロジェクトファイルを開きます。 なお、.EAPXや.QEA のファイルは、DBMSリポジトリへのショートカットファイルの場合もあります。

ボタンの右側にある矢印ボタンを押すと表示されるメニューから、新規にプロジェクトファイルを作成できます。

サーバに接続

DBMSに管理されているプロジェクトを開きます。コーポレート版以上で利用できます。

このボタンを押すと、「サーバリポジトリに接続」ダイアログが表示されます。

サーバに接続ボタンのドロップリストから以下の選択ができます。

  • 直接接続 - 「サーバリポジトリに接続」ダイアログが表示されます。
  • ODBC接続ウィザードを実行 - Windowsの「データリンクのプロパティ」ダイアログが表示されます。
  • 接続文字列を入力 - DBMSに接続するための文字列を直接入力して指定できます。この文字列の定義・内容・書式はこのヘルプの対象外となりますが、他のマシンで設定した際の内容を貼り付けることで、同じ設定でDBMSに接続できます。

なお、接続文字列を入力で実行できる機能は、スタートページ内の「接続文字列を入力して接続」のリンクからも呼び出せます。

(参考:DBMSリポジトリへのODBC経由での接続DBMSリポジトリへの直接接続プロジェクトへの接続文字列の取得)

クラウドに接続

このボタンを押すと、クラウド上のプロジェクトに接続できます。クラウドに接続する場合には、URL・ポート・対象のプロジェクト名が必要です。

最近利用したプロジェクト

「プロジェクトを開く」あるいは「サーバーに接続」を実行した履歴情報から、プロジェクトを開くことができます。

この履歴情報はスタートページにも表示されます。また、既定のツールバーからもドロップダウンリストから選択して開けます。

このダイアログでは、それぞれのプロジェクトについては、パスあるいは接続文字列(DBMSの場合)の情報も表示されています。

この内容を編集したい場合には、該当項目を右クリックし、「接続文字列を入力」を選択してください。ダイアログが表示され、現在の内容を直接編集して保存できます。

選択した項目を一覧から削除

「最近利用したプロジェクトの一覧」に表示されている内容で、不要の項目を削除します。

選択したプロジェクトを常に開く

この項目にチェックを入れた状態でプロジェクトを開くと、次回以降Enterprise Architectを起動した際に、自動的にそのプロジェクトファイルを開くようになります。

起動時にこのダイアログを開く

このファイル選択のダイアログを、Enterprise Architect起動時に開くかどうかを指定します。起動時に開かない場合でも、スタートページからプロジェクトを開けます。

開く

一覧で選択したプロジェクトを開きます。

キャンセル

何もせず、このダイアログを閉じます。

ヘルプ

ヘルプを表示します。

 

注意:

  • DBMSサーバにあるリポジトリを利用する機能は、コーポレート版以上で利用できます。
  • リポジトリとして利用できるDBMSサーバは次のいずれかとなります。

 

 

参照: