<< 目次を表示 >> ページ位置: プロジェクトの作成と管理 > プロジェクトについて > プロジェクトのショートカットの作成 |
Enterprise Architectでは、既存のプロジェクトに対してショートカットファイルを作成できます。
DBMSリポジトリにプロジェクトを保存している場合には、リポジトリへアクセスするためのパスワードを暗号化してショートカットファイルを作成できます。Enterprise Architectの利用者はアクセスするためのパスワードを伝えずに、プロジェクトを利用できます。
DBMSリポジトリのショートカットファイルを作成した場合には、ショートカットファイルの中身はDBMSプロジェクトに参照するための文字列(接続文字列)です。
それ以外にも、プロジェクトを開いたときに表示するタブの内容を定義できます。「項目の追加」ボタンを押して、対象を指定します。
利用手順:
リボン |
> ショートカットとして保存 > ファイルを開いたときの処理 一覧 |
詳細:
項目 |
説明 |
ダイアグラムの追加 |
開くダイアグラムを指定します。 |
検索ルールの追加 |
指定した内容の検索を実行し、結果を表示します。 選択されている対象に対して検索を実行する場合には、検索の実行前にパッケージ内のダイアグラムを開き、対象を確定するようにしておいてください。 独自の検索ルールでSQL検索を利用している場合には、SQLの実行結果には必ずea_guid AS CLASSGUIDおよびobject typeを含まなければなりません。 検索の実行は1つのみ指定できます。 |
関係マトリックスの追加 |
指定したマトリックスプロファイルで関係マトリックスを開きます。 |
チームライブラリの追加 |
既定のチームライブラリを開きます。 |
ワークセットの追加 |
指定したワークセットの内容を開きます。 ワークセットは、1つのみ指定できます。 ワークセットには、複数のダイアグラムやビューを含めることができますので、ショートカットにダイアグラムを直接追加した場合と同じような結果になります。しかし、ワークセットの場合には、ソースファイルなど、ショートカットに直接追加できない内容も含めることができます。
ワークセットを指定した場合には、ワークセットの内容を変更すると、ショートカットファイルを開いた場合にも反映されます。そのため、ショートカットファイルの設定を直接変更する必要がありません。ワークセットの内容を、状況に応じて変更していくような場合にはとても便利です。
さらに、ワークセット機能は、Enterprise Architectの終了時に開かれているダイアグラムやビューの情報を保存できます。この機能と組み合わせると、ショートカットファイルでプロジェクトを開いた場合に、最後に閉じた状態に戻すことができます。 このように、ワークセットを指定するとさまざまなメリットがあります。別の例として、ソースファイルをタブとして開いていてEnterprise Architectを終了した場合など、そのソースファイルをタブとして再度開く手間を省くことができます。 |
ワークスペースレイアウトの追加 |
指定したワークスペースレイアウトで定義されたウィンドウの配置を適用します。 希望するワークスペースレイアウトを指定してください。同じプロジェクトに対して、異なるワークスペースレイアウトを利用するショートカット複数作成することで、異なるレイアウトを適用して作業をできます。 |
ショートカットファイルの利用 |
ショートカットファイルを作成することで、プロジェクトを開くと同時に指定した内容のタブを開くことができます。例えば、以下のような内容をまとめて開くことができます。
Enterprise Architectは、ショートカットファイルで指定された順番にタブを開きます。最後のタブがアクティブになります。
上の例では、4つのタブが開き、最後のモデルの変更点要素を配置したダイアグラムがアクティブになり即時に編集できる状態になります。 |
注意: |
|
参照: