このページの下にある画像は、Javascriptを利用したシミュレーション機能においてポイントになるいくつかの設定を含んでいます。
シミュレーションの実行中は、それぞれの時点でアクティブになっている要素のみを通常表示し、他の要素を薄く表示します。また、遷移の結果、別のダイアグラムに処理が移る場合には、自動的にそのダイアグラムを開き、対象の要素のみを通常表示します。シミュレーションの実行中にダイアグラムの内容を編集することもできますが、その編集内容はシミュレーション実行中にはシミュレーション動作には反映されません。
シミュレーション中の動作について
- 1つの遷移のみのガード条件のみが真(true)の場合には、その真の遷移をたどります。
- 2つの遷移のガード条件が真(true)になる場合には、「ブロック」状態となり、シミュレーションの処理は中断されます。場合によっては、コンソールから内部変数の値を変更し、ブロック状態を解除します。
- 真(true)になる遷移がない場合にも「ブロック」状態になります。
- 真(true)になる遷移がない場合でガードが設定されていない遷移がある場合には、その遷移をたどります。
(ガードが設定されていない遷移は、常に真(true)であるという判定です) - 異なるパッケージに含まれる要素は、対象外となります。
(異なるパッケージに含まれる要素には遷移しません。)
例
下の例で、ノード"VehiclesGreen"は通常の色で表示されています。この現在のノードにつながる遷移についても、通常の表示になっています。この遷移の先にある遷移可能なノードについては、薄い色(背景色を考慮した色)で表示されます。それ以外のノードは、もっと薄い色で表示されます。これにより、現在のノード・遷移可能なノードとそれ以外のノードを簡単に区別できます。シミュレーションを進めるにつれて、この表示は自動的に変わります。
