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画像要素とは、モデル内に画像を保持するための要素です。バージョン管理機能を利用する場合や複数のプロジェクト間で画像を共有したい場合、パッケージリポジトリの機能を利用して画像を共有したい場合などに有効です。(「画像の管理」機能で利用できる画像はプロジェクト単位で保持されるため、他のプロジェクトで同じ画像がない限り、正しく表示されません。)
画像要素を作成するには、ツールボックスの拡張要素グループにある画像要素をダイアグラム内にドロップして下さい。画像ファイルの選択ダイアログが表示されますので、結びつける画像ファイルを指定して下さい。作成した画像要素は、指定した画像の外見で表示されます。
画像要素はダイアグラム内ではその画像が表示される他、ドキュメントの生成においてその画像要素へのハイパーリンクは、画像要素が持つ画像をハイパーリンクの位置に挿入してドキュメントを生成します。
画像要素が持つ画像は、他の要素の外見として利用できます。また、ノートなどの内容に画像要素をハイパーリンクとして挿入できます。この場合、ドキュメント生成を実行すると、ハイパーリンクの内容は画像要素が持つ画像に置換されて出力されます。
利用手順:
ツールボックス |
共通要素グループにある画像要素をダイアグラム内にドロップ |
その他 |
画像ファイルをWindowsからダイアグラム内にドロップすると表示されるコンテキストメニューで「画像要素」を選択 |
ドキュメントでの利用
# |
操作方法 |
1 |
要素のノート欄や付属ドキュメントなどで、ハイパーリンクを挿入します。 |
2 |
ハイパーリンクのプロパティダイアログにおいて、種類として「画像要素が持つ画像」を選択して下さい。要素の選択ダイアログが表示されます。 |
3 |
対象の画像要素を選択します。 |
4 |
OKボタンを押します。 |
他の要素の画像として利用
画像要素の画像を他の要素の画像として利用する方法は、以下のいずれかになります。
# |
操作方法 |
1 |
ダイアグラム内の要素を右クリックし、「書式設定 | 画像要素の画像を適用」 を実行します。要素の選択ダイアログが表示されます。 |
2 |
対象の画像要素を選択します。 |
3 |
OKボタンを押します。 |
# |
操作方法 |
1 |
対象の要素が配置されているダイアグラムを開きます。 |
2 |
対象の画像要素をモデルブラウザで選択します。 |
3 |
対象の画像要素をドラッグし、ダイアグラム内の要素にドロップします。 |
4 |
「画像として適用」を選択します。 |
画像を表示する
ダイアグラムに配置された画像要素は、要素が持つ画像を表示するか、あるいは四角形で表示するかを選択できます。画像要素を右クリックして「保持している画像を表示」を実行することで、表示を切り替えることができます。
画像要素を四角形で表示している場合には、以下の方法で画像を表示できます。
ノート欄に作成したハイパーリンクについては、Ctrl+クリックすると、Windowsの標準のツールで、保持している画像を表示します。ハイパーリンク上にカーソルを移動すると表示されるボタンから、プロパティを表示できます。
プロパティ
画像要素のプロパティダイアログを表示する方法は、以下のいずれかとなります。
参照: