中間言語のデバッグ

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの操作 > パッケージ > MDAスタイルの変換 > モデル変換テンプレートの記述 >

中間言語のデバッグ

モデル変換のテンプレートからは、中間言語のテキストファイルが生成されます。テンプレートの内容によっては、この中間言語ファイルの生成時にエラーになり、正しく生成されない場合があります。

このような場合には、生成された中間言語ファイルを参照することで、問題点の手かがりとできます。

 

 

利用手順:

リボン

モデル > パッケージ > 変換 > 選択した要素を変換

キーボード

  • Ctrl + H (モデルの変換)
  • Ctrl + Shift + H (パッケージの変換)

 

 

 

MDA変換機能を実行時にエラーになる場合の解析の手順は以下の通りです。

#

操作方法

1

対象のパッケージや要素に対して、変換機能を呼び出します。モデルの変換ダイアログが表示されます。

2

右側の変換の一覧で、対象のモデル変換テンプレートにチェックを入れます。

3

下側の中間ファイル(デバッグ用)の欄で、[参照]ボタンを押し、中間言語のファイルを生成する場所とファイル名を指定します。

4

「常に出力」のチェックボックスにチェックを入れます。そして、「出力実行」のボタンを押します。

この方法で、中間言語ファイルのみが出力されます。実際の変換は実行されません。

5

エラーが表示された場合には、そのファイルを外部のテキストエディタなどで開き、問題となっている行に移動します。

6

エラーの内容に応じて、テンプレートの内容を修正します。

7

問題を修正したら、「変換実行」ボタンで、変換を実行します。

 

 

例:

MySQLの場合の例は次の通りです。

 

$enumFieldName = “test”

Column

{

name= %qt%% CONVERT_NAME ($enumFieldName, "Pascal Case", "Camel Case")%%qt%

type= %qt%% CONVERT_TYPE (genOptDefaultDatabase, "Enum")%%qt%

}

 

この内容は、生成されるファイルでは以下のようになります。:

Column

{

name = "test"

type = "ENUM"

}

 

もし変換内容にエラーがある場合、例えばColumのようにキーワードが誤っているような場合には、変換の実行時にエラーメッセージが表示されます。また、最初に発見したエラーの行数を表示します。