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MDG_Connect はプロジェクトとEnterprise Architectのパッケージを結びつけます。
メソッドは利用者が特定のEnterprise Architectのパッケージと外部のプロジェクトを接続しようとした場合に呼び出されます。このイベントではプロジェクトを指定するために利用されます。
アドインは接続の詳細を得る必要があります。この詳細情報は利用者ごと・マシンごとに保管されます。つまり、複数の利用者がネットワークを介して同じEnterprise Architectのプロジェクトを共有している場合には、ある利用者の操作は別の利用者には影響を与えないようにしなければなりません。
つまり、アドインの詳細情報はリポジトリに保管してはいけません。
保管するのに適切な場所の一例は
SHGetFolderPath(..CSIDL_APPDATA..)\AddinName
になります。
PackageGuidパラメータはMDGアドインの多くのイベントに共通して利用されます。よって、PackageGuidの値を利用して接続の詳細を定義・管理するのが良いでしょう。
また、PackageIDもパッケージの情報を取得する際などによく利用するため、合わせて渡すようにしています。
「MDG_Disconnect」 もご覧ください。
文法
public int MDG_Connect(EA.Repository Repository, int PackageID, string ProjectGuid)
MDG_Connect メソッドの詳細は次の通りです。
パラメータ |
型 |
方向 |
説明 |
Repository |
IN |
現在のプロジェクトを表すEA.Repositoryオブジェクトです。プロジェクトの情報を取得したい場合に利用します。 |
|
PackageID |
int |
IN |
外部プロジェクトに接続しようとしているパッケージのIDです。 |
PackageGuid |
string |
IN |
接続が最初に行われたときに定義されるプロジェクトを示すIDです。 |
戻り値
ゼロ以外の値が返却された場合には接続が確立したことを示します。ゼロの場合には利用者が特に接続を確立させなかったことを示します。
参照: