名前空間

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  ソースコードの生成と読み込み > ソースコードの生成 >

名前空間

Javaなどの言語は、パッケージ構造や名前空間をサポートしています。

Enterprise Architectでは、パッケージに対して名前空間の基準パッケージを割り当てることができます。それぞれのクラスの名前空間は、名前空間の基準として指定されたパッケージからの相対位置で決まります。

 

名前空間の基準を定義するには、モデルブラウザで対象のパッケージを選択し、「コード」リボン内の「ソースコード」パネルにある「設定」ボタンを押し、「設定」の「名前空間の基準に設定」 を選択します。モデルブラウザのパッケージのアイコンが、名前空間の基準であることを示すアイコン ()に変わります。
(パッケージの右下に赤いマークが表示されます。)

 

名前空間の基準を解除するには、再度 「名前空間の基準に設定」 を選択してください。名前空間の基準パッケージではなくなります。

 

名前空間の基準となるパッケージを指定した場合に、そのパッケージ内にあるJavaクラスについては、自動的にpackage文をソースコードの先頭に追加します。

 

定義済みの名前空間の基準パッケージを一覧として確認するには、「プロジェクト」リボン内の「リファレンス情報」パネルにある「設定」ボタンを押し、「名前空間」 を選択します。名前空間ダイアログが表示されます。

 

それぞれの名前空間の定義をダブルクリックすることで、定義されている位置をモデルブラウザで参照できます。また、右クリックして「名前空間の基準を解除」を選択すると、名前空間の基準パッケージを解除できます。

 

特定のパッケージを、名前空間の指定の対象外にする場合には、対象のパッケージを選択して「コード」リボン内の「ソースコード」パネルにある「設定」ボタンを押し、 「名前空間として扱わない」 を実行してください。また、元に戻す(名前空間の構成の考慮に含める)には、「コード」リボン内の「ソースコード」パネルにある「設定」ボタンを押し、 「名前空間の基準に設定」 を指定してください。

 

注意:

パッケージ名に空白文字が含まれる場合には、そのパッケージを名前空間の基準パッケージとして、コード生成を実行します。