パッケージのマージの関係は対象のパッケージの内容がソースパッケージの内容とマージされることを示しています。
対象のパッケージのPrivateのメンバーはマージされません。パッケージのマージは識別可能な名前を持つ要素を含む複数のパッケージ間で利用できます。マージされるパッケージ内の要素でマージするパッケージ内の要素と一致するものは、関係や振る舞いを含めてすべてマージされます。
パッケージのマージはすべての対象の要素の汎化および再定義が必須となりますが、マージされるパッケージとそのパッケージ内の独立した要素はそのまま存在し、影響を受けません。
Enterprise Architectではパッケージのマージは関係がダイアグラムに表示されるだけですが、関連するパッケージ間に「パッケージ」という関係が追加されます。この関係はパッケージのプロパティダイアログの接続タブに表示されます。これらの関係はXMIの入出力やAPIで利用可能ですので、コード生成や他のMDAツールでこの関係を利用できます。
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