リソースへのコストのパラメータの設定

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リソースへのコストのパラメータの設定

 

 

BPMNモデルの作成

  1. StartEvent1, 1つのグローバルタスク, 2つタスク, およびEndEvent1を作成します。
  2. グローバルタスクは、モデルブラウザからドラッグし、アクティビティの呼び出しとして配置します。
  3. それぞれの要素間をシーケンスフローで結びます。
  4. BPMN 2.0リソース要素を2つ作成します。Junior Developer, Senior Developerと名付けます。

 

 

BPSimの設定

BPMNシミュレーション要素を作成し、BPMNモデルが含まれるパッケージに結びつけます。以下のように設定します。

パラメータ

説明

シナリオ

  1. シナリオ | Time Unit | 'hours'を選択
  2. シナリオ | Duration | 1日 (0001 00:00:00) を指定

このTime Unitは時間コストの利用に利用されますので、ただしい単位が設定されているかどうか確認して下さい。

コントロール

  1. ダイアグラム内で StartEvent1 を選択
  2. 新規パラメータのドロップダウンリストで 'Control' を選択
  3. 'Parameter' の欄をクリックし、ドロップダウンリストから 'TriggerCount' を選択
  4. 'Value' の欄に '1' を設定

時間

  1. ダイアグラム内で Task(by Junior) を選択
  2. 新規パラメータのドロップダウンリストで 'Time' を選択
  3. 'Parameter' の欄をクリックし、ドロップダウンリストから 'ProcessingTime' を選択
  4. 'Value' の欄に '000:000:000 004:00:00' (4時間) を設定
  5. ダイアグラム内で Task (by Senior) を選択し、同様に手順2,3,4を繰り返す。ただし、'Value' の欄は '000:000:000 003:00:00' (3時間) とする
  6. ダイアグラム内で GlobalTask1 を選択し、同様に手順2,3,4を繰り返す。ただし、'Value' の欄は '000:000:000 002:00:00' (2時間) とする

リソース

  1. ダイアグラム内で Junior Developer Resource を選択
  2. 新規パラメータのドロップダウンリストで 'Resource' を選択
  3. 'Parameter' の欄をクリックし、ドロップダウンリストから 'Selection' を選択
  4. 'Values' の欄では、参照ボタンを押し、'Edit Resource Selection' ダイアログを開く
  5. 'Junior Developer' をクリックし、ボタンを押して選択した項目を'Resource or Role' パネルに移動する
  6. 'Quantity Required' の既定値が'1' になっているので、 '10' に上書きする
  7. 論理関係として、AND を選択する。その結果の式が表示されるので、内容を確認する
  8. OKボタンを押して元の画面に戻る。入力した内容が 'Values' に表示されていることを確認する
  9. Senior Developer Resourceに対しても同様の設定を行う。 'Quantity Required' には '5' を設定する

コスト

  1. ダイアグラム内で Junior Developer を選択
  2. 新規パラメータのドロップダウンリストで 'Resource' を選択
  3. 'Parameter' の欄をクリックし、ドロップダウンリストから医科の設定を行う

  -  'FixedCost' については、 'Value' の欄で参照ボタンを押し、'Constant' タブの
    'Floating'にある 'Constant Floating'を選択し、値として '100' を設定する。
    'CurrencyUnit' の欄は 'AUD' と設定する。

  -  'UnitCost' - については、 'Constant Floating' の欄に '20' と設定する

  1. ダイアグラム内で Senior Developer を選択し、上記の2,3と同じ設定を行う。

  -  'FixedCost' には '100' を設定する

  -  'UnitCost' には '30' を設定する

 

 

シミュレーションの実行

  1. ツールバーの実行ボタンを押し、シミュレーションを実行します。
  2. 表示される画面の実行ボタンを押し、標準シミュレーションを選択します。
  3. シミュレーションが完了したら、ツールバーの ボタンを押してレポートを表示します。
  4. ボタンを押し、 'Show only Non-Empty Items' を選択して、内容をフィルタします。

 

 

 

分析

リソース

説明

Junior Developer

  • トータルの完了コストは '200', FixedCost (100) * 実施したアクティビティの数 (2) の計算結果です。
  • トータルの時間コストは '120', 作業時間 (4 + 2 = 6 hours) * 1時間あたりのコスト (20) の計算結果です。

Senior Developer

  • トータルの完了コストは '100', FixedCost (100) * 実施したアクティビティの数 (21) の計算結果です。
  • トータルの時間コストは '90', 作業時間 (3 hours) * 1時間あたりのコスト (30) の計算結果です。