スタイルに関する項目

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スタイルに関する項目

接続のコンテキストメニューのスタイルでは次のような項目が選択できます。

 

項目

説明

スタイルの設定

接続のスタイルを指定します。

選択肢は、直線・自動ルート・カスタム・ツリー(垂直・水平)・横ツリー(垂直・水平)・ベジエ・直交・直交(角丸)です。

選択した接続のスタイルを一括適用

対象の接続のスタイルを、同じダイアグラム内に存在する、以下の条件に該当する接続にも適用します。

  • 同じ種類の接続
  • 同じサブタイプの接続
  • 同じステレオタイプの接続

 

この機能を利用すると、複数の接続のスタイルをまとめて変更できます。

一例として、以下のようなモデルがあるとします。

 

  • 1つの接続のみ関連で、それ以外は集約の種類です。
  • 接続の b c は集約で、d, e, f はコンポジションです。
  • すべての接続が「直線」のスタイルになっています。
  • 接続 b, d, f にはステレオタイプ<<qualify>>が設定されています。

 

このようなモデルに対し、スタイルを「直交(角丸)」に変更するとします。

 

接続d に対してスタイルを設定した後、この接続に対して「選択した接続のスタイルを一括適用 | 同じ種類の接続」を実行すると、次の図のようになります。

 

 

あるいは、接続d に対して「選択した接続のスタイルを一括適用 | 同じサブタイプの接続」を実行すると、次の図のようになります。

 

 

さらに別の例として、接続dに対して「選択した接続のスタイルを一括適用 | 同じステレオタイプの接続」を実行すると、次の図のようになります。接続fはdと同じ種類・サブタイプ・ステレオタイプを持つために影響を受けます。接続bはサブタイプが異なり、接続eはステレオタイプが異なります。

 

 

なお、サブタイプを持つ種類の接続は、集約 (集約・コンポジション) や依存 (依存・追跡・抽象化) など限られた種類のみです。

 

サブタイプを持たない種類の接続に対して「同じサブタイプの接続」を実行しても効果はありません。

接続の端を固定

接続の始点あるいは終点を、現在の位置で固定します。接続のレイアウトを変更する場合に便利です。

少なくとも一方の接続の端を固定している場合には、「両端の固定を解除する」の項目が選択できます。

ツリースタイルなどいくつかのスタイルでは、この機能に対応していません。固定されている場合に接続のスタイルを変更した場合には、固定は解除されます。

頂点の追加

[Ctrl + Q] あるいは [Ctrl+クリック]

カーソルのある位置に頂点を作成し、接続を折り曲げられるようにします。マウスを利用して、[Ctrl+左クリック] あるいは接続を[Ctrl+左ドラッグ] でも同様の結果となります。

区画を非表示

接続の右クリックした区画(「頂点の設定」で作成した頂点と頂点の間)を非表示にします。

この機能は、対象の接続に最低でも2つの頂点がなければ表示されません。非表示にされる区間の端には、接続の名前が表示されます。

元に戻すためには、対象の接続を右クリックして 非表示の区画を表示 を選択してください。

頂点の削除

[Ctrl + Q] あるいは[Ctrl+クリック]

すでに頂点がある位置で選択した場合に、その頂点を削除します。マウスを利用して、[Ctrl+左クリック] でも同様の結果となります。

 

注意:

  • これらの項目のすべてが常に表示されるわけではありません。
  • 2つの接続が交差する場合には、片方の接続は「飛び越す」表現で表示されます。ただし、依存など、接続が点線の場合には飛び越す表現にはなりません。