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記録サブウィンドウはデバッグ中に行われた処理を記録するためのものです。この動作のログを利用することで、シーケンス図を作成できます。この詳細は「プログラムの動作解析」のページをご覧ください。
利用手順:
リボン |
動作解析 > ツール > 記録 > サブウィンドウの表示 |
このサブウィンドウに表示される内容は次の通りです。:
項目 |
説明 |
シーケンス番号 |
ログの記録順序です。 |
インスタンス |
状態遷移を記録する場合に内容が記録されます。ピリオドで区切られた2つの数字が含まれます。最初の値は状態変化のあったクラス要素のElementIDであり、2番目はクラスの実際のインスタンスを示す番号です。
例えば、クラスCNameのElementID(EA内部で要素を管理するための一位の番号)が4567であり、プログラム内で2つのインスタンスを生成している場合には、この値は次のようになります。
これにより、同じクラスの複数のインスタンスがある場合に、それぞれの状態変化を記録できます。 記録が完了して上記の情報が表示された状態では、右クリックで表示されるコンテキストメニューから、さまざまな操作を実行できます。 |
経過 |
処理が開始されてからのCPUの処理時間です。 |
操作 |
クラスと操作の名前です。2つあり、最初は呼び出し元の情報・次が呼び出し先の情報です。 |
方向 |
処理の方向です。内容は次のいずれかになります。Call, Return, State, Breakpoint, Escape (Escapeはシーケンス図を生成する際に内部的に利用される情報です。繰り返し処理の終了位置を記録するために利用しています。) |
階層 |
スタックの深さです。シーケンス図の生成時に参照します。 |
状態 |
処理中に状態の変化があった場合に記録されます。 |
ソース |
ソースファイルのファイル名と、行番号の情報です。2つあり、最初は呼び出し元の情報・次が呼び出し先の情報です。 |
スレッド |
OSのスレッドIDです。 |
ツールバー
記録サブウィンドウにはツールバーがあります。さまざまな機能を呼び出すために利用します。
注意: |
この項目の前にあるチェックボックスは、シーケンス図の作成機能を利用する場合に、対象にするかどうかを指定するために利用します。右クリックしてコンテキストメニューを利用することで、シーケンス図生成機能で利用するかどうか(チェックボックスのチェック状態)の一括設定が可能です。 |
参照: