はじめに

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はじめに

描画スクリプトはステレオタイプに関連付けて作成・利用します。それぞれのステレオタイプには描画スクリプトを定義できます。

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > リファレンス情報 > UMLに関連する定義 > ステレオタイプ タブ

 

 

手順:

#

操作方法

1

既存のステレオタイプに対して、描画方法として描画スクリプトを指定できます。

あるいは、新規にステレオタイプを定義できます。新規ボタンを押してから、名前を指定してください。「対象要素」を指定すると保存ボタンが押せるようになります。

保存すると、一覧に追加されます。

2

描画スクリプトを指定するには、対象のステレオタイプを選択した状態で描画スクリプトのラジオボタンを選択し、割当ボタンを押してください。

描画スクリプトエディタダイアログが表示されます。

3

編集欄に描画スクリプトの内容を入力します。

更新ボタンを押すと、スクリプトの内容が解釈され、プレビュー画面に結果が表示されます。

4

もし、複数のスクリプト関数で構成される内容 (例:接続の描画スクリプト)を定義している場合には、「次のスクリプト」ボタンを押すことで、プレビューに表示される内容が変わります。

5

描画スクリプトの内容を入力し終えたら、OKボタンを押してダイアログを閉じてください。その後、変更内容を保存するために、必ず保存ボタンを押してステレオタイプの情報を保存してください。

6

定義が完了したら、要素や接続に対して、定義したステレオタイプを適用します。すると、表示内容がスクリプトで定義した内容に更新されます。

7

ステレオタイプを適用するには、要素や接続のプロパティダイアログにある「ステレオタイプ」のコンボボックスで、定義したステレオタイプを指定してください。

対象の要素の外見は、描画スクリプトで設定した外見に変更されます。

 

注意:

  • 描画スクリプトが適用されている要素の場合には、右クリックメニューから呼び出せる、表示に関連するいくつかの機能は利用できなくなります。
  • 描画スクリプトでは、出力する文字のフォントを指定できません。
  • ステレオタイプと関係ない形で、描画スクリプトを定義・適用できません。
  • 接続のスタイルが「ベジエ」の場合に、描画スクリプトは利用できません。
  • 描画スクリプトでは以下の機能は提供していません。
  • 繰り返し処理
  • 文字列操作
  • 数値演算
  • 変数の宣言と利用
  • 描画スクリプトで描画可能な範囲は、基本的には(0,0)-(100,100)の範囲です。この内容が、実際に描画される際の大きさに合わせて、拡大あるいは縮小されます。実際に表示される際に縦横比が1:1ではない場合には、描画スクリプトのプレビュー画面の内容と見た目が異なってしまう場合もあります。fixedAspectRatioを指定することで、縦横比の変化を避けることができます。

 

参照: