ワークフローのデータ構造

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  API・アドイン・スクリプト > スクリプト > ワークフロースクリプト > ワークフロースクリプトの関数 >

ワークフローのデータ構造

Enterprise Architectから受け取ることのできるデータです。

 

関数

対象

WorkflowUser

このオブジェクトはプロジェクトにログインしているユーザーの情報を格納しています。Enterprise Architectがワークフローの関数を呼び出す前に内容が設定されます。次のプロパティを持ちます。

 

  • Username - ログインしているユーザーの名前です。(Windowsの認証が有効になっている場合には、Windowsのログインユーザー名に一致します。)
  • Firstname - ユーザーの管理ダイアログで定義された名前です。
  • Surname - ユーザーの管理ダイアログで定義された姓です。
  • Fullname - <Firstname> <Surname>の組み合わせです。 (作者の情報として設定される内容と同じです)
  • Department - ユーザーが所属する部署名です。

注意:

この要素はIsMemberOf関数(後述)を呼び出します。

WorkflowContext

この要素は、現在のコンテキストでの要素に付いての情報を提供します。

 

GetWorkflowTasks以外の検索を実行する前に、この要素の内容が設定されます。以下のプロパティを持ちます。

  • MetaType - 現在の要素のメタタイプ(Enterprise Architectの既定の要素の種類か、MDGテクノロジーなどで定義された要素の種類)です。
  • Name - 要素の名前です。
  • Status - 要素の状態です。
  • Phase - 要素のフェーズです。
  • Version - 要素のバージョンです。
  • Stereotypes - 要素のステレオタイプです。
  • Tags - タグ付き値のコレクションです。以下の内容を含みます。
  • Name - タグ付き値の名前
  • Value - タグ付き値の値
  • Tests - テスト項目のコレクションです。テスト項目の情報が必要と指定された場合のみ、内容が設定されます。個々の項目には、以下の項目が含まれます。
  • Name
  • Status
  • RunBy
  • CheckedBy
  • TestClass
  • TestType

注意:

この要素はTagValue(TagName)関数(後述)を呼び出します。

 

関数

対象

戻り値

IsMemberOf

(GroupName)

現在のユーザーが、指定したグループに所属しているかどうかを確認します。

Trueの場合には、指定したグループに所属しています。

TagValue

(TagName)

指定した名前のタグ付き値の値を取得します。

値を返します。指定したタグ付き値が見つからない場合には、空文字列が返されます。