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Enterprise Architectは、インストーラを利用してインストールし、利用する方法が基本となりますが、いくつかの制限付きで、インストールせずに利用できます。Enterprise Architectのファイルを読み取り専用のフォルダやUSBメモリなどにコピーして利用できます。既定の設定については、設定ファイルを用意することで、個々の利用者がライセンスサーバへの設定を行う必要をなくすこともできます。
注意: |
インストーラを利用して通常通りインストールする方法と比較して、以下の制限事項があります。
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インストールせずにEnterprise Architectを利用するための環境を構築する担当者は、以下の手順でデータを作成する必要があります。
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操作方法 |
1 |
Enterprise Architectを通常通りインストールします。 |
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Enterprise Architectを起動します。 |
3 |
ライセンスサーバに接続し、ライセンスを取得します。 |
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必要に応じてユーザーのオプションの設定を行い、Enterprise Architectを終了します。 |
5 |
レジストリエディタを起動し、 HKEY_CURRENT_USER\Software\Sparx Systems\EA400\EA\Options の内容をファイルに出力します。 (64ビット版は「HKEY_CURRENT_USER\Software\Sparx Systems\EA64\EA\Options」です) |
6 |
Enterprise Architectをインストールしたディレクトリに含まれるすべての内容を、ネットワークドライブやUSBメモリなど、起動したい場所にコピーします。 |
7 |
コピー先の、EA.exeが含まれるディレクトリに ea.ini という名前のテキストファイルを作成し、テキストエディタで開きます。 |
8 |
手順6で出力した内容のうち、既定値として設定したい内容の行をea.iniファイル内にコピーします。 |
9 |
特に、以下の内容について含まれているかどうか確認してください。 SKT, SSKSAddress, SSKSPassword, AutoCheckoutEx |
10 |
必要に応じて、コピー先のファイルを読み取り専用にし、編集できないようにします。 |
注意: |
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設定ファイルの例 - アルティメット版のライセンスをライセンスサーバから取得する
次の例は、ライセンスサーバlicenseserverからアルティメット版のライセンスを自動取得する動作にするための設定の例です。
"SKT"=dword:00000001
"SSKSAddress"="ssks://licenseserver"
"SSKSPassword"=""
"INIFILE_VERSION"=dword:00000043
"AutoCheckoutEx"=hex:1a,00,00,00
この設定ファイルが配置された位置にあるEA.exeを実行することで、Enterprise Architectをインストールせずに利用できます。