タグ付き値は、他の要素からその内容を継承できます。この継承されたタグについての情報はプロパティサブウィンドウで確認できます。
利用方法:
プロパティサブウィンドウのタグタブでは次のような操作が可能です。
- 親クラスから継承したタグや、実現の関係で結ばれる要素から継承するタグの表示
- 親やステレオタイプによって追加されたタグ付き値の値を独自の値に上書きできます。
- 上書きした値を現在の要素から削除できます。(もし、親のタグ付き値がそのまま残っている場合には、上書きが削除されると親のタグ付き値が再度表示されます。)
タグ付き値の値として、他の要素を指定できる場合(RefGUID型の場合)には、該当の項目の見出し部分を右クリックすると表示されるメニューから、モデルブラウザ内の位置を表示できます。
タグの継承
下のダイアグラムは、複雑なタグ継承の例です。最終的なクラスのタグ付き値は、さまざまなクラスから継承されています。値が上書きされているものもあります。
なお、このような継承は、クラスとオブジェクトインスタンスの間にも存在します。オブジェクトインスタンスは、関連する分類子の持つタグ付き値を継承しています。
参照: