BPSim実行エンジンの文法

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BPSim実行エンジンの文法

MDG BPSim実行エンジンでは、XPath 1.0かJavaを利用したシミュレーションに対応しています。シミュレーションの設定において、利用する言語の設定を行うことで指定できます。BPSimのプロパティパラメータで実行時に値が決まるインスタンスデータを利用できます。

 

 

XPath 1.0 でのオペレータ

次のオペレータを利用できます。

 

オペレータ

説明

|

結合子

例:   getResource(('w1',1) | getResource('w2',1)

+

加算

例:    4 + 6

-

減算

例:   6 - 4

*

乗算

例:   6 * 4

div

除算

例:   8 div 4

=

同一判定

例:   4 = 4 (True)

!=

非同一判定

例:   5 != 3

<

小なり

例:   6 < 9

<=

小なりイコール

例:   x <= 6

>

大なり

例:   9 > 6

>=

大なりイコール

例:   n >+ 7

or

OR

例:   n = 6  or  n <= 6

and

AND

例:   n = 5 and m < 8

mod

剰余

例:   5 mod 2

getProperty

プロパティ値の取得

例:   getProperty ("amount")

getResource

リソースの割り当ての取得

例:   getResource ('w1',1)

 

注意:

利用する言語の指定は、BPSimの設定タブ内の「シナリオ」グループにあるExpression Languageから指定できます。JavaおよびXPath 1.0のいずれかを指定できます。

Javaを指定する場合には、JDK Homeの値として、JDKの位置を指定する必要があります。

 

ヒント:

getProperty('PropertyParameterName')の代わりに、{PropertyParameterName}の形式で表現できます。

例: getProperty('n') < getProperty('N')の代わりに、 {n} < {N}  

この形式は、XPath 1.0とJava.の両方で使用できます。

 

 

BPSim プロパティパラメータ

BPSimのプロパティパラメータとして実行時までに特定の値が割り当てられていないインスタンスデータを扱うことができます。プロパティパラメータ型は「プロパティ」タブで利用できます。利用可能な型はint, double および stringです。

 

 

 

参照: