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コード分析システムは、既存のソースコード内の情報を効率よく参照するための仕組みです。ソースコードのすべての内容を解析し、解析結果をAST (Abstract Syntax Tree) という形式でデータベースに格納します。このデータベースは読み込み処理の速度を重視し、ソースコードの情報を効率よく素早く参照できます。
この仕組みを利用することで、ソースコード内のさまざまな情報を効率よく瞬時に参照することが可能となります。その結果、プログラムの構造の解析やメトリックスの算出・関係の追跡やリファクタリングなどさまざまな活動を支援できます。
コード分析システムのデータベースから情報を取り出す方法は、mFQLで記述されたクエリを利用します。このmFQLはコード分析システムのための独自の言語です。この言語自体はシンプルで、コマンドの数も多くありません。言語がシンプルではありますが、規模が大きいデータや複雑なデータを扱うことも可能です。さまざまなクエリを高速に行うことができます。
このデータベースの情報を元に、Enterprise Architectのコードエディタ内でインテリセンスの機能や検索機能を利用できます。
現在有効な動作解析の設定およびクエリについては、ファイル内の検索機能の「コード分析」タブの最下部に表示されます。
参照: