ベースラインは、バックアップや将来参照したい時点の情報として必要になることを想定して作成されます。作成後に変更されたモデルをベースラインと比較して差分を確認できます。違いがあることを確認するためだけに必要な場合もあれば、パッケージ全体や個々の変更をベースラインに含まれる状態に戻すために必要な場合もあります。
比較する場合には、まず対象となるベースラインを見つけ、次に比較機能を実行して差分を特定することです。差分比較機能を使用すると、ベースラインを取得した時点と現在のモデルとの間に発生した変更を表示できます。何度も変更されている場合には、個々の変化は逐次記録されるのではなく、ベースラインとモデルとの変化の結果のみが提示されます。
ベースラインの検索
モデルのベースラインを探すには、モデルブラウザで対象のパッケージを選択し、ベースラインの管理ダイアログを開きます。ベースラインを作成したパッケージがどのパッケージであるかが不明な場合には、モデルの検索機能を利用して、ベースラインを持つパッケージを検索できます。検索結果には、パッケージの名前とベースラインのバージョン・日付・ノートが表示されます。検索結果から、モデルブラウザに移動し対象のパッケージを見つけて、ベースラインの管理ダイアログを起動できます。
