XSL変換のデバッグ

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XSL変換のデバッグ

XSLTデバッガから変換を実行すると、変換処理の途中経過を把握し、変換状況を確認できます。また、ブレークポイントを設定して動作を中断させることもできます。XSLTデバッガには実行とステップ実行のボタンがあります。ブレークポイントは、スタイルシートが表示されている領域の左端の余白をクリックすると設定できます。

 

ステップ実行する場合やブレークポイントに到達した場合には変換の処理が停止し、サブウィンドウを利用して変換状況を確認できます。ローカル変数サブウィンドウやコールスタックサブウィンドウが利用できます。

 

 

変換のデバッグ

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操作方法

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XML変換ダイアグラムで、«xmlTransform»のアクティビティ要素を右クリックし、「XSL変換のデバッグ」を選択します。

XSLTデバッガがタブで表示され、対象のXMLファイルとスタイルシートの内容が表示されます。このタブの最上部に表示されるツールバーで、開始・一時停止・ステップオーバー・ステップイン・ステップアウトおよび終了の機能を呼び出せます。また、コールスタック情報もサブウィンドウから確認できます。ツールバーの右端のアイコンは、XMLのタブを表示するかどうかを切り替えられます。

システム出力サブウィンドウも表示され、変換内容についてはXSL変換タブに表示されます。

2

「動作解析」リボン内の「ウィンドウ」パネルから、必要に応じてローカル変数サブウィンドウやコールスタックサブウィンドウを表示させて下さい。

ブレークポイントを設定する場合には、表示内容の左端の余白部分をクリックすると、設定できます。

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デバッガを実行すると、その処理の進捗に応じてシステム出力サブウィンドウなどの情報が更新されます。

(参考:プログラムの動作解析)

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出力した内容は、出力位置のXMLファイルを開くことで、内容を確認できます。

 

 

参照: