簡易デシジョンテーブルエディタ

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簡易デシジョンテーブルエディタ

アクティビティ要素やアクション要素について新規に簡易デシジョンテーブルを定義する場合や、既存の内容を修正する場合には、デシジョンテーブルエディタを利用します。タブ形式で表示されます。

 

 

利用手順:

リボン

モデル > 要素 > デシジョン > テーブルを表示

コンテキストメニュー

ダイアグラム内でアクティビティ要素かアクション要素を右クリック | 簡易デシジョンテーブル > デシジョンテーブル

 

 

簡易デシジョンテーブルでの作業

項目

説明

条件の入力

テーブル内に条件を入力する方法にはいくつかの方法があります。

  • 条件を示す文章を、最初の行の「条件の追加」と表示されている位置に直接入力します。
  • モデルブラウザから条件となる振る舞い要素をドラッグし、セルにドロップします。振る舞い要素は、アクティビティ・アクティビティパラメータ・操作等が該当します。
  • 「条件の追加」のセルをクリックした後 Ctrl+スペースキー を押すとインテリセンス機能が動作し、設定可能な要素がある場合にはその要素が候補として表示され、選択できます。

別の条件の追加

必要に応じて、条件を追加できます。

  • 条件の表の最下部にある ボタンをクリックします。
  • 条件の表の背景で右クリックし、「条件の追加」を選択します。
  • ツールバーにある  (条件の追加) ボタンを押します。

 

いずれの場合も、条件の表に行が追加され、他の条件を追加できるようになります。

条件として選択可能な値

(任意) 条件として指定可能な値として、カンマ区切りの文字列を指定できます。このような値を設定すると、実際に条件を指定する際に、選択肢から値を選択することができるようになります。

 

条件として指定可能な値を指定する方法は、既定の状態では表示されていません。表示するには、ツールバーの  ボタンをクリックして下さい。

ボタンをクリックすると列が追加され、その列にカンマ区切りで選択可能な値を入力します。

モデルブラウザから、列挙要素を型として持つ属性をドロップした場合には、自動的にその列挙値が選択肢となります。この場合には、選択可能な値を設定できません。

条件の値を指定する

それぞれの条件について、実際の判断の基準となる値を指定できます。例えば、18歳未満の人はレンタカーを借りることができないという条件がある場合には、「18歳以上」という条件に対して「はい」「いいえ」のいずれかを指定することになります。

 

既定の状態では列として 1, 2, 3 があり、それぞれのセルに対して条件に対応する値を入力します。

  • その値を直接入力します。
  • セルを右クリックして表示されるメニューから 「選択可能な値 | <実際の値>」 を実行して値を指定します。

条件の列を追加する

以下の方法で条件の列を追加できます。

  • 条件の表の背景で右クリックし、「列の追加」を選択します。
  • ツールバーにある (列の追加)ボタンをクリックして下さい。

 

いずれの方法でも、新規に列が追加されます。

該当ルールと完全性を指定する

該当ルールは、指定された条件をどのように満たせば良いか、のルールを指定します。完全性は、複数の条件を満たすことに対する追加の条件を指定します。

 

これらの内容を指定するには、表の左上の見出しの部分を右クリックすると表示されるメニューから指定します。

  • 該当ルール | <希望するルール>
  • 完全性 | 完全 あるいは 不完全

 

完全性の内容を表示しない場合には、「完全性 | 指定しない」 を指定して下さい。

行や列を削除する

追加した行や列は、不要になる場合には削除できます。対象の行や列を右クリックし、以下のいずれかのメニュー項目を選択して下さい。

  • 列の削除
  • 条件の削除

 

削除の確認のダイアログが表示されます。すべての列や条件を削除したり、見出し部分を削除したりできません。

結果の入力

条件を指定したら、以下のいずれかの方法で条件を満たす場合の結果を追加します。

  • 「結果の追加」と表示されているセルに、文字列を入力します。
  • モデルブラウザから、結果となる振る舞い要素をドラッグ&ドロップして配置します。

結果の内容を追加する

必要に応じて、結果の行を追加できます。

  • 結果の表の最下部にある ボタンをクリックします。
  • 結果の表の背景で右クリックし、「結果の追加」を選択します。
  • ツールバーにある  (結果の追加) ボタンを押します。

 

いずれの場合も、結果の表に行が追加され、他の結果を追加できるようになります。

結果として指定可能な値を
設定する

(任意) 結果として指定可能な値として、カンマ区切りの文字列を指定できます。このような値を設定すると、実際に結果を指定する際に、選択肢から値を選択することができるようになります。

 

結果として指定可能な値を指定する方法は、既定の状態では表示されていません。表示するには、ツールバーの  ボタンをクリックして下さい。

 

ボタンをクリックすると列が追加され、その列にカンマ区切りで選択可能な値を入力します。

 

モデルブラウザから、列挙要素を型として持つ属性をドロップした場合には、自動的にその列挙値が選択肢となります。この場合には、選択可能な値を設定できません。

結果の値を指定する

それぞれの結果について、条件を満たす場合の値を指定できます。

 

既定の状態では列として 1, 2, 3 があり、それぞれのセルに対して条件に対応する値を入力します。

  • その値を直接入力します。
  • セルを右クリックして表示されるメニューから 「選択可能な値 | <実際の値>」 を実行して値を指定します。

結果の列を追加する

以下の方法で結果の列を追加できます。

  • 結果の表の背景で右クリックし、「列の追加」を選択します。
  • ツールバーにある  (列の追加)ボタンをクリックして下さい。

 

いずれの方法でも、新規に列が追加されます。

結果の集約条件を指定する

結果の集約条件とは、指定された条件を満たす場合に、結果に指定された内容をどのように処理するかを指定するものです。

結論の表の左上の見出し部分を右クリックし、「集約 | <希望するルール>」 を指定します。

表示しない場合には、 「指定しない」 を選択して下さい。

結果の列を削除する

追加した行や列は、不要になる場合には削除できます。対象の行や列を右クリックし、以下のいずれかのメニュー項目を選択して下さい。

  • 列の削除
  • 結果の削除

 

削除の確認のダイアログが表示されます。すべての列や結果を削除したり、見出し部分を削除したりできません。

関連付いている要素の情報を確認する

条件や結果に、モデルブラウザ内の要素をドロップして関連づけた場合には、その列を右クリックすることで、以下の操作が可能です。

  • プロパティ を選択することで、該当の要素のプロパティダイアログを表示します。
  • 「モデルブラウザ内の位置を表示」 を実行することで、対象の要素のモデルブラウザ内の位置を指定できます。

変更内容を保存する

ツールバーの保存ボタンを押すことで、編集した内容を保存できます。

 

注意:

簡易デシジョンテーブルの機能は、コーポレート版以上のエディションで利用できます。