計算ルールテーブル

ビジネスの処理の中で、アクションや処理によっては別のルールに依存したり、何らかの計算結果に依存したりするものもあります。以下の内容は、その例です。

「ルール 1) 車は18歳未満の人には貸し出すことはできません。」と「ルール 2) 借りる人は、運転免許証を保持している必要があります。」がある場合に、ルール1を満たす場合のみ、ルール2の判定を行うような依存関係がある場合
「ルール 4) 10%のペナルティ(追加料金)は、借りる人の運転履歴の問題レベルが1の場合には10%増しとなる」というルールがある場合には、利用料金は全体の金額に1.1を掛けたものとなります。

利用手順:

コンテキストメニュー

ダイアグラムでルールタスク要素を右クリック | ルールコンポーザー > 計算ルールテーブル

計算ルールテーブル

計算ルールを定義する手順は次の通りです。:

操作方法

モデルブラウザから、ビジネスドメインモデルのクラスの属性をドラッグし、「計算ルールアクション」の欄にドロップします。

注意:

「計算ルールテーブル」および「式」の項目の入力時には、インテリセンス(入力支援)機能が利用できます。

[Ctrl+スペース] キーを押すと、候補値が一覧で表示されます。

「式」の欄では、計算する式を入力します。

「ルールの関連づけ」の欄には、ルールとこの計算ルールアクションを関連づけるためにルールの番号を入力します。

もし、このルールが別のルールに依存している場合(別のルールが適用された後にこのルールが適用される場合)、そのルールの番号を「依存ルール」の欄に記入します。

ルールコンポーザーのツールバーにある保存ボタンを押して変更内容を保存します。

もし計算ルールテーブルで定義したルールに条件がある場合には、デシジョンテーブルにも同じ属性に対する条件を定義します。そして、ルールの関連付けを行います。

参照: