デシジョンテーブルの適用方針

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デシジョンテーブルの適用方針

デシジョンテーブルの適用方針

デシジョンテーブルに定義されたルールで、複数のルールに該当する場合にはどのルールを採用するのかを指定できます。テーブルの左上のセルに記載されたアルファベット1文字が、基本的な方針を示しています。

 

 

単一選択の場合の適用方針:

 

複数選択の場合の適用方針:

   

Collectのオペレータは以下のいずれかとなります。

 

 

単一選択の場合の例

単一選択のデシジョンテーブルは、最もよくあるパターンです。すべての条件は重複してはいけません。

 

 

 

優先度のある場合の例

「Priority」の適用方針では、合致するルールの中で、最も高い優先度を持つルールを採用します。

 

 

注意:

選択可能な値のリストは、優先度を定義するために使用できます。ここでは、出力値の選択可能な値が、「INELIGIBLE」と「ELIGIBLE」の順番でリストに定義されています。これは、「INELIGIBLE」は「ELIGIBLE」よりも優先度が高いことを示しています。

 

シミュレーションを実行すると次のような結果が得られます:

 

 

一致したルールはすべてハイライトされますが、「INELIGIBLE」の方が「ELIGIBLE」よりも優先度が高いため、結果はルール2から選択されます。

 

 

Collection-Sumの場合の例

'Collect-Sum'(C +)の適用方針を使用するデシジョンテーブルの場合、デシジョンテーブルの結果は、個々の出力値の総和です。

 

 

この例では、Partial Scoreは43 + 45 + 45 = 133と計算されます。