DMN表現エディタ

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DMN表現エディタ

DMN式エディタでは、モデル内のタイプの異なるほとんどのDMN要素の詳細を定義、確認、更新できます。主に、デシジョン要素とビジネス知識モデル要素の値式を編集するために使用されます。

 

デシジョン要素とBKM要素で使用される4種類の値式にあわせて、異なるバージョンのDMN表現エディタが表示されます。BKM要素の場合、2番目のタブも表示されます。これはBKMの呼び出しに使用される入力および出力パラメータを定義するためのタブです。

 

アイテム定義および入力要素の編集をサポートするため、DMN表現エディタには2つの追加バージョンもあります。

 

表示されるツールバーと内容のレイアウトは、現在選択されているDMN要素のタイプと、必要に応じて定義されている値式のタイプに依存します。

 

以下の画像は、デシジョンテーブルの定義に使用されるDMN表現エディタのバージョンを示しています。このケースでは、元となった要素がビジネス知識モデルであるため、デシジョンロジックは他の要素から「呼び出され」、入出力はパラメータを介して渡されます。

 

 

各要素タイプおよび式タイプに対するDMN表現エディタの機能の詳細については、以下のヘルプトピックを参照してください。

 

 

利用手順:

その他

ダイアグラム上のDMN要素をダブルクリック

要素とその式タイプに対応するDMN表現エディタのウィンドウが表示されます。

 

 

値表現

次の表にまとめられているのは、4つの異なるタイプの値式です。それぞれの値式ついて詳しくは、ヘルプトピックを参照してください。

 

種類

説明

デシジョンテーブル

デシジョンテーブルは、関連する入力および出力表現のセットを表形式で表現したもので、特定の入力エントリーに対してどの出力エントリーを適用するかを示すルールで構成されています。

式表現
(Literal Expression)

式表現では、デシジョンロジックに出力値が入力値からどのように導き出されるかをテキスト表現で記述します。シミュレーションと実行をサポートするため、式表現にはJavascript関数を使用できます。

変数と式
(Boxed Context)

変数と式は、それぞれが結果値を持つ(name、value)のペアで構成されるコンテキストエントリのコレクションです。

コンテキストエントリは、複雑な表現を一連の単純な表現に分解する手段となり、後続のコンテキストエントリで使用できる中間結果を提供できます。

呼び出し(Invocation)

呼び出しは、別のモデル要素(ビジネス知識モデルまたはデシジョンサービス)を呼び出して、デシジョン結果を提供します。呼び出しは、「呼び出される」要素に渡されるパラメータを定義し、その意思決定ロジックの評価のコンテキストを提供します。意思決定結果は「呼び出した」要素に戻されます。

 

 

アイテム定義と入力データ要素

種類

説明

アイテム定義

アイテム定義要素では、入力データの構造を定義し、オプションでデータの取り得る値の範囲を制限できます。アイテム定義には、単純なシングルタイプから複雑な構造化タイプまで幅広く定義できます。アイテム定義は、入力データ要素のタイプと入力パラメータを指定するために使用されます。

入力データ

入力データ要素は、デシジョン要素に入力を提供するために使用されます。

入力データ要素のデータ型は、アイテム定義要素を使用して定義されます。また、データセットはアイテム定義の一部分として定義することができ、入力データ要素でシミュレーション実行時に使用するデータセットを指定できます。

 

 

参照: