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EA_AddInLicenseValidate は、有効なアドインすべてに対して呼ばれ、アドイン側で独自のライセンスキーを制御するための仕組みを提供します。このイベントは、スパークスシステムズ製品のライセンスキー以外のライセンスキーが入力された場合に呼ばれます。
アドイン側では、対象のキーが自分のアドインのライセンスキーかどうかを確認し、自分のライセンスキーである場合にはtrueを戻します。これにより、Enterprise Architectはそのライセンスキーが、trueを返したアドインのキーであることを認識します。EA_AddinLicenseValidate はすべてのアドインに対して呼ばれますので、1つのライセンスキーで複数のアドインが有効になる場合にも対応します。
trueを戻した場合には、その後 EA_AddinLicenseGetDescription イベントがEnterprise Architectから呼ばれます。これにより、そのライセンスキーの表示情報を戻します。複数のアドインがtrueを返す場合には、最初にtrueを返したアドインに対してのみ EA_AddinLicenseGetDescription が呼ばれます。
文法
public bool EA_AddInLicenseValidate(EA.Repository Repository, string AddinKey)
EA_AddInLicenseValidateメソッドには次の引数があります。
引数 |
型 |
方向 |
説明 |
Repository |
IN |
現在開かれているプロジェクトのリポジトリオブジェクトです。プロジェクトの情報を取得したい場合に利用します。 |
|
AddinKey |
string |
IN |
検証対象のライセンスキーを示す文字列です。ライセンスキーの追加ダイアログで入力された値です。 |
戻り値
アドイン自身の正しいライセンスキーの場合にはtrueを戻します。それ以外の場合にはfalseを戻します。ライセンスキーの形式は以下のような形になります。
注意: |
このイベントを利用して、独自のライセンスキーでフローティングライセンスの仕組みを利用する場合には、「サーバプロセス」形式のライセンスサーバでのみ利用できます。「キーファイル」形式のライセンス管理では利用できませんので、ご注意下さい。 また、Proクラウドサーバ付属のライセンスサーバを利用する場合には、バージョン4.2.66以降でのみ利用できます。 (「キーファイル」形式のライセンス管理は過去との互換性のために残されており、サポートの対象外の形式です。) |
参照: