環境的因数の設定

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環境的因数の設定

このタブは、環境的因数(Environment Complexity Factors:ECF)についてのタブです。このECFは、ユースケース測定の機能で利用されます。必要に応じてECFの種類を追加、あるいは変更できます。

 

新規にプロジェクトを作成した場合には、すでに既定の因数が定義されています。必要に応じて内容を追加したり修正したりできます。この環境的因数には、チームの経験や知識・チームの規模・その他の非機能的な環境要因など、一般的な設計開発の環境に関する要因が含まるようにします。

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > リファレンス情報 > 既定値 > ユースケース測定 > 環境的因数

 

 

環境的因数を設定する手順は次の通りです。

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操作方法

1

ユースケース測定に関する設定ダイアログの環境的因数タブにおいて、以下のいずれかを選択します。

  • ECF項目を設定するには、新規ボタンを押します。
  • 定義済みの項目を編集するには、その項目を選択します。(ステップ3に進みます)

2

「因数番号」の欄に、他の項目と重複しない値を入力します。

3

「説明」の欄に、内容を追加あるいは編集します。

4

「重み」の欄に、その因数の複雑度の値(重み付け)を指定します。

この値は、因数で示される項目がどの程度複雑か(困難か)を示します。

5

「値」の欄では、対象のプロジェクトでこの項目がどの程度影響するかを示します。

 

以下は、指定の際の一例です。:

  • 0 は全く影響しない(関係ない)ことを示します。
  • 3 は平均的な影響度を示します。
  • 5 は非常に大きな影響があることを示します。

6

保存ボタンを押します。

7

一覧の「計算値」の欄は、「重み」と「値」をかけ算した結果を示しています。一覧の内容を右方向にスクロールさせると確認できます。

この拡張値の値の合計が、未補正ECFとしてダイアログの下部に表示されます。

「未補正ECF」の値は、ECFの値の重み因数や定数などの値からさらに計算され、ECF値を導出するために使われます。対象のシステムの環境的な難易度や環境的な支援の有無などが影響します。

「技術的因数の設定」のページもご覧下さい。)

 

注意:

  • ECFの重みはそれぞれの因数ごとに決まり、対象のプロジェクトの内容には依存しない固定値です。値の欄は対象のプロジェクトの内容を元にその都度指定されます。通常は、この値の欄のみが編集が必要です。
  • 既定で表示される項目は、ユースケースポイント法に基づいて定義されている項目です。必要に応じて、因数の項目を編集したり追加したりできます。