リファレンス情報の読み込み

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リファレンス情報の読み込み

Enterprise Architectのプロジェクトで定義されるさまざまな情報(リファレンス情報)は、XMLファイルの形式で出力すると、別のプロジェクトに読み込むことができます。読み込む場合の方法には、2種類あります。

 

 

プロジェクトに対してリファレンス情報を読み込んだ場合には、既存のデータに追加されます。既に同じ名前の情報が存在する場合には、上書きされます。

リファレンス情報の個々の項目の説明については、リファレンス情報の出力のページをご覧ください。

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > ツール > 転送 > リファレンス情報の読み込み

 

 

手動での読み込み

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説明

1

上記の利用手順に従って操作し、リファレンス情報の読み込みダイアログを表示します。

2

ファイルの指定タブを選択し、ファイル選択ボタンを押して対象のXMLファイルを指定します。指定するファイルは、リファレンス情報として出力されたXMLファイルに限ります。

3

適切なファイルを指定すると、そのファイルに含まれる内容が読み込むデータを選択の一覧に表示されます。

4

対象の項目を選択します。CtrlキーやShiftキーを利用すると、複数の項目を選択できます。

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読み込みボタンを押して読み込み処理を実行します。ほとんどの場合には、読み込み処理はすぐに終了します。

 

注意:

読み込む内容によっては、読み込み処理が完了後すぐに画面に反映されないものもあります。読み込んだ内容を確実に反映するためには、Enterprise Architectを再起動してください。

 

 

自動での読み込み

自動で読み込むように設定する場合には、対象のファイルが最後に読み込んだ日時より後に更新されているかどうかを確認します。更新されていない場合には何も処理を行いません。ファイルが変更されている場合のみ読み込み処理を実行します。なお、実行する前に確認のダイアログを表示するように設定できます。

 

自動で読み込むように設定する手順は次の通りです。

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説明

1

プロジェクトリボン内のツールパネルにある転送ボタンを押し、 リファレンス情報の読み込みを実行します。

リファレンス情報の読み込みダイアログが表示されます。自動読み込みの設定タブを選択します。

2

既に設定がある場合には、最初に解除ボタンを押して現在の設定を削除して下さい。

3

ファイル選択ボタンを押して、自動的に読み込むファイルの位置を指定します。このファイルはこの時点で存在している必要があります。

4

適切なファイルを指定すると、そのファイルに含まれる内容がファイル内のデータの一覧に表示されます。

5

自動的に読み込む前に確認のメッセージを表示したい場合には、読み込み前に常に確認のチェックボックスにチェックを入れます。

6

読み込みボタンを押すと、現在のファイルの内容を読み込み、次回以降自動で読み込むかどうか判断するための時間情報を記録します。

 

注意:

さまざまな既定値について:

  • 状態・制約要求・シナリオにつきましては、既存のデータとマージされます。もし、同じ内部IDを持つデータが存在する場合、上書き更新されます。存在しない場合には、追加になります。既存のデータが削除されることはありません。
  • 制約の状態の種類・難易度・テストの状態・優先度 の設定につきましては、読み込んだ内容で完全に置換されます。

カレンダーのイベントおよびイベントの種類・チームライブラリの設定・パターン・ギャップ分析マトリックスプロファイルについて:

  • これらの設定項目を読み込んだ場合は、既存のデータとマージされます。もし、同じ内部IDを持つデータが存在する場合、上書き更新されます。存在しない場合には、追加になります。既存のデータが削除されることはありません。

画像の読み込みで、SQLServerをリポジトリに利用している場合の注意事項

  • ProクラウドサーバのバックエンドにSQLServerを利用している場合には、クラウド経由での画像の読み込みはできません。
  • リファレンス情報内の画像を読み込む場合には、追加のアクセス権が必要です。 'Set Identity On/Off' コマンドを実行する必要があります。db_ddladminはこの権限を持っています。この方法が適用可能かどうかは、データベースの管理者に確認してください。

 

 

参照: