ヒートマップ

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ヒートマップの書式

ヒートマップは視覚的な解析においてとても便利な表現方法です。最適な表現形式は、対象とするデータによって変わります。Enterprise Architectでは、以下の2種類の形式を選択できます。

 

 

 

階層形式

 

タイル形式

 

 

チャートの外見を調整する項目として、次の2点があります。

 

 

利用手順:

ダイアグラム内あるいはモデルブラウザ内のチャート要素を選択し、以下のいずれかの方法でプロパティダイアログを表示します。

リボン

モデル > 要素 > サブウィンドウ > プロパティダイアログ > 書式設定

コンテキストメニュー

要素を右クリック | プロパティ | プロパティ | 書式設定

キーボード

Alt+Enter | 書式設定

その他

要素をダブルクリック | 書式設定

 

 

色セット

項目

説明

値の種類

このドロップダウンリストで、それぞれのセルの値をどのように解釈するかを指定します。具体的には、文字列なのか数値なのかを選択します。どちらの場合でも、それぞれの値に対応する色を指定できます。

結果

(値の種類として「Numeric」を指定した場合のみ選択できます。)

対象の値について、個々の値として判断するか、それとも合計値で判断するかを指定します。その後、値に対応する色として、セルの色を指定することになります。

 

例えば、値が5の場合に青、値が10の場合に緑、15であれば赤、というような指定をできます。このときに、対象となる項目が2つあり、その値が5と10の場合には、この結果の指定によって、以下のように動作が変わります。

 

  • 「Sum」を選択した場合には、1つのセルで表現され、そのセルの色は赤(5+10=15)になります。
  • 「Discrete Values」を指定した場合には、2つのセルで表現され、1つは青でもう1つは緑になります。

値に対応する色の指定

この設定では、個々の値についてどのような色にするかを詳細に設定できます。

一覧内の「値と色の定義を追加」をクリックし、値となる文字列あるいは数値を入力します。

  • 文字列の場合には、ここで入力した値と対象の属性の文字列が完全に一致する必要があります。大文字小文字も区別されます。
  • 数値の場合には、以下のいずれかのような形式で指定できます。範囲を指定できます。
  • 10
  • 15..20
  • >10
  • <40

 

値を追加すると、色は白(fffff)で登録されますので、色の欄をクリックして対応する色を指定します。色の指定方法は次の2通りがあります。

  • 16進数6桁で表現した色の情報を文字列として入力します。
  • ドロップダウンの矢印ボタンを押し、対応する色を指定します。

ここで指定した値は、ソースタブ内の「色」として指定された属性か、カスタムSQLのColorのフィールドの値に対応して利用されます。これらの情報がない場合、ここで設定した内容は利用されません。

 

 

その他の書式に関する設定

ヒートマップに関して、以下の項目で書式(表現)を変更できます。

 

項目

説明

レイアウト

ヒートマップのレイアウトを以下のいずれかから選択します。

  • 階層形式
  • タイル形式

グループの幅

グループ間の幅をどの程度にするかを指定します。

グラデーション

それぞれのセルの色のグラデーションを指定します。

グループの色

それぞれのグループの色を指定します。指定した色は、すべてのグループに適用されます。

自動設定

この項目にチェックを入れると、それぞれのグループごとに異なる色が設定されます。グループ内のセルの色は、グループの色と連動します。

狭い領域を明るい色で表示

この項目にチェックを入れると、セルの大きさが小さくなるにつれて明るい色でセルを表示します。

 

注意:

ヒートマップの形式で「階層形式」「タイル形式」のどちらを選んだ場合でも、小さなセルの内容は表示されなくなります。詳細な内容を把握したい場合には、検索機能などを利用してください。