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ポート要素はブロック定義図や内部ブロック図で多く利用されますが、小さな要素のため位置調整に手間がかかります。また、パラメトリック図での制約プロパティ要素やアクティビティ図のアクションピン要素についても同様です。
これらの要素の位置調整を支援するための自動調整機能があります。
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操作方法 |
1 |
対象のブロック定義図・内部ブロック図・パラメトリック図・アクティビティ図を開きます。 |
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ダイアグラムの背景で右クリックし、「アドイン・拡張 | SysML | レイアウトの自動調整」を実行します。 |
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次のようなダイアログが表示されますので、実行する処理を指定します。対象の図の種類により、選択肢が多少異なります。
上記の設定のON/OFFに関わらず、ポートとコネクタ(パラメトリック図では束縛コネクタ・アクティビティ図ではコントロールフロートオブジェクトフロー、以下同様)の接点(端点)が中心になるように調整を行います。 |
4 |
「実行」ボタンを押すと、指定内容に応じて位置調整を行います。 レイアウトした結果を元に戻す機能が利用できます。レイアウト結果に問題がある場合には、「アドイン・拡張 | SysML | レイアウトを元に戻す」を実行してください。ただし、自動レイアウトを再度実行すると、それ以前の自動レイアウトの結果には戻すことはできなくなります。 |
次の図は、内部ブロック図の場合の実行の前後の例です。ポート間の間隔およびポートとコネクタの接点の位置が変わっています。
実行前:
実行後:
ポートと等間隔に配置する機能の動作の対象・対象外となる条件は次の通りです。