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モデル変換のプロファイルを定義することで、コアモデルのサブセットの作成ができます。コアパッケージから単一のビジネスパッケージを簡単に生成(UN/CEFACTコアコンポーネント標準の場合には、CDT libraryからBDT libraryへの変換)したり、大きなコアモデルの一部からサブセットを生成できます。
このような作業は膨大であり、やる気をそぎ、また誤りの原因ともなります。ある要素がサブモデルから参照され、さらにそのサブモデルが別のサブモデルから参照されているような場合でも、整合性を維持しなければなりません。スキーマコンポーザーを利用することで、こうした依存関係の把握と維持の作業を自動的に行いますので、必要に応じてスキーマの内容を気軽に変更できます。
変換の定義
モデルの内容の定義
サブセットとなる内容は、モデルブラウザから対象の要素をクラスの一覧にドラッグ&ドロップで追加できます。合成的に作成される型は、コアモデルの型をそのまま利用できますし、より単純な定義を追加できます。属性を追加した際には、その属性の型が含まれているかどうかをチェックし、存在しない場合には自動的に追加します。
参照の確認
追加済み属性を対象から外した場合には、その属性の型も自動的に定義から削除されます。参照されている回数は要素を選択した際に右上のレポート領域に表示され、不要な場合には手作業で削除できます。
まとめ
サブモデルを定義する手順をまとめると、以下のようになります。
# |
操作方法 |
1 |
スキーマコンポーザーでモデル変換の定義のプロファイルを作成する |
2 |
モデルブラウザから要素をスキーマコンポーザーに追加する |
3 |
対象の属性を指定する |
4 |
サブモデルを生成する |
利用手順:
リボン |
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