<< 目次を表示 >> ページ位置: その他の記法のモデリング > SOAとXML > スキーマコンポーザー |
スキーマコンポーザーは、クラス図で定義された内容を元に、さまざまなスキーマを直感的に定義し、簡単に生成することができる機能です。また、Enterprise Architectが対応しているいくつかの標準に沿ったスキーマを定義する際にも有用です。Enterprise Architectコーポレート版以上で利用できます。
ビジネスにおいては、異なる組織や対象にある複数の関係者と情報のやりとりを行う機会が増えています。こうしたやりとりについて、政府や業界団体などはさまざまな共通のデータ言語を定義しています。これらのデータ言語を解釈するようなシステムがあれば、そのシステムから特定の形式に沿った情報の要求や、要求した情報の格納を行うことができます。こうしたデータ言語の定義として、XMLスキーマ定義 (XSD) が利用されることが多くあります。
XSDはXMLの内容が標準に準拠しているかどうかを確認するための強力な方法です。しかし、次のような問題もあります。
Enterprise Architectでは、XSDをモデルとして定義してXSDファイルを生成する機能を提供しています。それに加えて、このスキーマコンポーザーを利用することで、スキーマの定義が容易になります。Enterprise Architectが対応している標準に準拠したスキーマを定義する場合には、スキーマコンポーザーが便利です。
利用手順:
リボン |
コード > XMLスキーマ > スキーマコンポーザー |
メリット
スキーマコンポーザーを利用するメリットは以下の通りです。
注意: |
スキーマコンポーザーの機能は、コーポレート版以上で利用できます。 |
参照: