モデルのサブセットの生成

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モデルのサブセットの生成

スキーマの定義が完了したら、定義した内容から元のスキーマのサブセットを生成できます。このモデル変換は、選択した形式により使用の可否や変換ルールが決まります。

 

 

利用手順:

リボン

コード > XMLスキーマ > スキーマコンポーザー > 生成ボタン

 

 

モデル変換

モデル変換は以下の形式で利用できます。

 

項目

説明

NIEM

  • NIEMモデルのサブセット

この項目を選択すると、プロファイルで定義された内容に応じてNIEMモデルのサブセットを生成します。

OKボタンを押すと、「IEPD | PIM | Niem-coreSubset」 のパッケージを選択するためのダイアログが表示されます。

指定された位置にサブセットが生成されます。もし既に存在する場合、内容は置換されます。

 

注意:

  • NIEMの場合には、サブセットとなるパッケージ要素にはタグ付き値defaultPurposeが追加され、その値がsubsetになります。これにより、モデルのサブセットとして生成ができます。
  • NIEMモデルのスキーマの生成には、ステレオタイプ<<ModelPackageDescription>>が付加された対象の要素を選択してから「アドイン・拡張」リボン内の「異なる形式での入出力」パネルにある「NIEM」ボタン→「NIEM XSDファイルの生成」を実行します。

 

  • カスタムスクリプトの実行

Javascript等で定義されたスクリプトを実行します。スクリプト内では、スキーマコンポーザーAPIを利用できます。

汎用

  • 汎用モデルのサブセット

プロファイルで指定されたパッケージについて、入力された限定子の内容を含めて生成されます。また、設定されている制約が適用されます。対象のパッケージ内に存在する既存の型は上書きされます。なお、対象のパッケージ内の存在する型で、生成される内容は含まれない型については削除されず、そのまま残ります。

 

  • カスタムスクリプトの実行

Javascript等で定義されたスクリプトを実行します。スクリプト内では、スキーマコンポーザーAPIを利用できます。

UN/CEFACT

NDR 3.0

  • BDTライブラリ

プロファイル内の一覧にあるコアデータ型から、Business Datatypeライブラリが生成されます。ステレオタイプはCCTSの仕様に基づいて変換されます。生成される型は、仕様によって制約が付加される場合もあります。既に存在するデータ型のプロパティは上書きされます。新しいプロパティや型は追加されます。一致するかどうかの判定は、名前とステレオタイプが一致するかどうかで判別します。

なお、対象のパッケージ内の存在する型で、生成される内容は含まれない型については削除されず、そのまま残ります。

 

  • BIEライブラリ

プロファイル内の一覧にあるコアデータ型から、Business Information Entityライブラリが生成されます。ステレオタイプはCCTSの仕様に基づいて変換されます。生成される型は、仕様によって制約が付加される場合もあります。既に存在するデータ型のプロパティは上書きされます。新しいプロパティや型は追加されます。一致するかどうかの判定は、名前とステレオタイプが一致するかどうかで判別します。

なお、対象のパッケージ内の存在する型で、生成される内容は含まれない型については削除されず、そのまま残ります。

 

カスタムスクリプトの実行

Javascript等で定義されたスクリプトを実行します。スクリプト内では、スキーマコンポーザーAPIを利用できます。

UN/CEFACT

NDR 2/1

  • UDTライブラリ

選択したコアデータ型をUDTライブラリにコピーします。

 

  • QDTライブラリ

コアデータ型から完全名のビジネスデータ型ライブラリを生成します。名前は完全名に変更されます。ステレオタイプはCCTSの仕様に合わせて変換されます。既存のデータ型のプロパティは上書きされます。新しい属性や型は追加されます。型は、名前とステレオタイプで一致するかどうかの判定を行います。

 

  • BIEライブラリ

コアデータ型からビジネス情報エンティティライブラリを生成します。ステレオタイプはCCTSの仕様に合わせて変換されます。既存のデータ型のプロパティは上書きされます。新しい属性や型は追加されます。型は、名前とステレオタイプで一致するかどうかの判定を行います。

 

  • カスタムスクリプトの実行

Javascript等で定義されたスクリプトを実行します。スクリプト内では、スキーマコンポーザーAPIを利用できます。

 

生成

OKボタンを押すと、スキーマを生成します。生成が完了するとメッセージが表示されます。

生成されたUMLモデルは、モデルブラウザ内のパッケージを参照して下さい。

 

注意:

スキーマコンポーザーの機能は、Enterprise Architectコーポレート版以上で利用できます。

 

参照: