UML Profile for Core Components

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UML Profile for Core Components

注意:

UMM2.0、UPCC3.0 は、利用条件を満たす場合でもEnterprise Architectのインストール直後の状態では利用できません。 利用する方法についてはこちらのページをご覧ください。

 

UPCCフレームワークは、コアコンポーネントとコアデータタイプのライブラリを提供しています。このフレームワークはEnterprise Architectで利用可能です。利用するには、モデルテンプレートを取得して利用します。ビジネスデータ型ライブラリやビジネス情報エンティティライブラリから必要な内容のみを抽出し、UMM仕様に準拠するモデルを定義できます。スキーマコンポーザーを利用することにより、このようなモデル定義が作成できます。

 

下の画像は、UPCC コアCDTライブラリからBDTライブラリを作成した場合の例です。

 

 

 

共通ライブラリ

以下のライブラリは、UML Profile for Core Componentsの2つのバージョンで共通です。

 

CCLibrary

CCTS コアコンポーネントライブラリです。

CDTLibrary

CCTS コアデータ型ライブラリです。Amount, Code, Text や Graphic等の基本的なデータ型が含まれます。

BIELibrary

ABIEに含まれるビジネスライブラリはCCLibraryのコンポーネントをベースにしています。エントリの内容はスキーマコンポーザーを利用できます。また、UMLとして定義できます。

DOCLibrary

メッセージアセンブリのモデリングで利用するパッケージです。スキーマコンポーザーを利用して、スキーマを生成できます。

 

 

UPCCライブラリ

UML Profile for Core Componentsには2種類のバージョンがあります。NDR3.0とNDR2.1です。どちらのプロファイルも、多少の違いはありますが下のような共通のライブラリが含まれています。

 

 

NDR 3.0

BDTLibrary

コアライブラリで選択した型からBDTライブラリの生成にスキーマコンポーザーを利用できます。

 

 

NDR 2.1

UDTLibrary

完全名ではないデータ型のライブラリです。ビジネスコンテキストで利用するための、CDTLibraryの複製です。

コアライブラリで選択した型からUDTライブラリの生成にスキーマコンポーザーを利用できます。

QDTLibrary

CDTLibrary内の要素に対して、完全名を付与したデータライブラリです。

コアライブラリで選択した型からQDTライブラリの生成にスキーマコンポーザーを利用できます。

 

 

UPCCダイアグラム

UML profile for Core Components ではコンポーネントの内容の定義にUMLのクラス図を利用します。しかし、それぞれの内容ごとに専用のツールボックスが利用できます。

 

 

UPCCツールボックス

 

共通

下の内容で、xはUPCCのバージョンを示します。

UPCCx - CCLibrary Abstract Syntax

UPCCx - DOCLibrary Abstract Syntax

UPCCx - CDTLibrary Abstract Syntax

UPCCx - BIELibrary Abstract Syntax

 

 

NDR 3.0

UPCC - BDTLibrary Abstract Syntax  

 

 

NDR 2.1

UPCC - UDTLibrary Abstract Syntax

UPCC - QDTLibrary Abstract Syntax