アクティビティ図でのオブジェクトフローの利用

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アクティビティ図でのオブジェクトフローの利用

アクティビティ図では、オブジェクト間のデータの流れを定義するにはいくつかの方法があります。この定義には、2種類の表現方法があります。

 

 

上のダイアグラムでは2つのアクション間の単純なオブジェクトフローを利用しています。注文が、注文の記入アクションから注文の発送アクションに渡される様子を示しています。これは、次のように表現できます。

 

 

 

これは先ほどと同じフローをアクションピンを利用して表現した例です。

 

下の例は2つのアクション間を2つのオブジェクトが渡される例です。

 

必要に応じて、選択と変換の振る舞いをオブジェクトフローに指定できます。選択の振る舞いはどのオブジェクトが接続に影響するのかを決定します。変換の振る舞いは選択されたオブジェクトに関係する属性の値を指定します。

 

選択と変換の振る舞いは、オブジェクトフローへのノートとして表現されます。ノートを追加するには、オブジェクトフローを右クリックし、「ノートか制約の追加」を選択します。ノートの内容を記入します。UMLの文法に適合させるためには、振る舞いの文章の前に«selection»あるいは «transformation»を記述します。