操作の事前・事後条件

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操作の事前・事後条件

事前条件や事後条件は、それぞれの操作が満たすべき制約です。事前条件は、操作が呼ばれる直前の状態で満たすべき条件であり、事後条件は操作が呼ばれた直後の状態で満たすべき条件です。これらの条件は、対象のクラス要素が状態遷移を持つ場合には、その状態モデルと関係をもちます。あるいは、遷移のガード条件と関連がある場合もあります。それぞれの操作に対して、事前条件と事後条件の両方を設定できます。

 

 

利用手順:  

キーボード

操作のプロパティダイアログの「事前条件」「事後条件」

操作のプロパティダイアログは、以下のいずれかの方法で表示できます。

  • ダイアグラム内の操作を選択した状態でEnterキーを押す
  • ダイアグラム内の操作をダブルクリックする
  • 属性・操作と付属要素サブウィンドウで、対象の操作を右クリックし「プロパティ」を選択する

 

 

操作では、事前条件あるいは事後条件を設定できます。それぞれの種類について、必要に応じて条件の名前・種類・ノートを入力できます。

 

これらの制約は、操作の振る舞いを規定します。その操作が呼ばれる前に真である条件および操作が呼ばれた後に真である条件を定義します。この観点から見ると、クラスの状態モデルとも関連し、遷移に適用されるガード条件にも関連するともいえます。

 

 

事前条件・事後条件の定義

事前条件と事後条件の設定画面の内容は同じです。設定したい側のタブをクリックして、内容を設定して下さい。

 

項目

説明

事前条件:

事後条件:

条件の名前・概要を入力します。

種類

条件の種類を指定します。

<ノート>

条件の説明を入力します。

新規

このボタンを押すと、入力欄の内容が消去され、新規に内容を追加できるようになります。

保存

このボタンを押すと、入力した内容が保存されます。既存の内容を編集した場合には、その内容が更新されます。

事前条件:

事後条件:

この一覧は、定義済みの内容が表示されています。一覧内の項目を選択することで、編集や削除の対象にできます。

削除

一覧から項目を選択した状態でこのボタンを押すと、選択した項目の内容を削除します。