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Javaなどの言語では、パッケージ構造や名前空間(ネームスペース)をサポートしています。Enterprise Architectでは、モデル内の任意のパッケージを名前空間のルートとして指定することができ、クラスモデルの名前空間の構造がどこから始まるかを示すことができます。
パッケージを名前空間のルートとして定義するには、モデルブラウザで対象のパッケージを選択した状態で、リボンの「コード > ソースコード > 設定 > 名前空間の基準に設定」を選択します。モデルブラウザのパッケージのアイコンが変わり、このパッケージが名前空間の基準であることを示す赤色のマークが表示されます。
Javaなど名前空間に対応するプログラム言語のソースコードの生成では、生成されたファイルの先頭にPackage宣言が自動的に追加され、名前空間の基準パッケージからクラスが含まれるパッケージまでの位置を示します。
既存の名前空間の基準を解除するには、モデルブラウザで対象のパッケージを選択した状態で、リボンの「コード > ソースコード > 設定 > 名前空間の基準に設定」を再度選択しチェックを外します。
モデルに対して定義されている名前空間を一覧で表示するには、リボンの「プロジェクト > リファレンス情報 > 設定 > 名前空間」を選択し、名前空間ダイアログを表示します。一覧の項目をダブルクリックすると、そのパッケージのモデルブラウザ内の位置を確認できます。また、一覧内の項目を右クリックすると表示されるメニューからも同様の操作が可能です。
この一覧で、定義済みの項目を右クリックし名前空間の基準を解除を実行すると、名前空間の基準を解除できます。
特定のパッケージを、名前空間の算出対象から外すこともできます。モデルブラウザで対象のパッケージを選択した状態で、リボンの「コード > ソースコード > 設定 > 名前空間として扱わない」を選択します。同じ操作を繰り返すことで、再度対象に含めることができます。
注意: |
コード生成の際、半角空白文字を名前に含むパッケージは、自動的に名前空間の基準として扱われます。 |