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スキーマコンポーザーの機能は、MDGテクノロジーと連携させて利用できます。汎用以外のルールでのスキーマ生成の場合には、そのフレームワークに結びついたモデルでなければ意味のある結果にはなりません。既存のMDGテクノロジーを拡張し、対象のビジネスドメインのサブドメインに沿った内容にできます。
スキーマコンポーザーは、スクリプト機能を利用することで、UMLプロファイルやフレームワークを拡張できます。スクリプトがスキーマコンポーザー内で割り当てられると、モデル変換の処理中にそのスクリプトが呼び出されます。そして、モデル内のキーワードを変換できます。このキーワードとは、通常はUMLのステレオタイプです。もし、UMLプロファイルが特定のMDGテクノロジーに含まれるものである場合には、スキーマコンポーザーはそのMDGテクノロジーの名前も含めてスクリプトを呼び出します。
スクリプト側では何も変更せずに終了しても良いし、MDGテクノロジーで定義されている名前を返すこともできます。変更した場合には、スキーマコンポーザーはさらに操作についてもUMLプロファイルに対応づけることもできます。
モデル変換の結果、追加のタグ付き値を持つ拡張された要素としてサブモデルが表現されます。
MDGテクノロジーと対応づけるサンプルスクリプト
function TranslateStereotype (stereo)
{
var newStereo = stereo;
if (stereo == "UPCC3")
{
newStereo = "XXX UPCC3"
}
return newStereo;
}
UMLプロファイルと対応づけるサンプルスクリプト
function TranslateStereotype (stereo)
{
var newStereo = stereo;
if (stereo == "UPCC3 - BIE Library Abstract Syntax")
{
newStereo = "UPCC3 - BIE Library XXX Syntax"
}
return newStereo;
}
ステレオタイプと対応づけるサンプルスクリプト
function TranslateStereotype (stereo)
{
var newStereo = stereo;
if (stereo == "ABIE")
{
newStereo = "XXX ABIE";
}
return newStereo;
}