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パッケージと要素で用語を定義する場合に、翻訳機能と連携させることもできます。パッケージと要素で用語を定義する場合の概要は「パッケージと要素で用語を定義」のページをご覧ください。
自動翻訳で翻訳した結果は、参照用の翻訳モデルに反映します。このモデルは、翻訳してはいけない用語(製品名など)・特定の単語・フレーズに翻訳すべき用語を定義します。自動翻訳機能は、Google、Windows、または独自の翻訳システムを呼び出す前に、ノートのテキスト内の定義された用語のモデルや置換・保護設定の有無をチェックして、ノートの内容の残りの部分を自動的に翻訳します。
全体的な用語集の要素と同様に、翻訳モデルの要素もまた、用語の「意味」、つまり、設定された各言語での用語の特定の翻訳を、テキスト内のポップアップメッセージ・ステータスバーおよびプロジェクトの用語集ビューに表示します。用語の上にカーソルを移動することで、用語の定義を確認できます。
翻訳対象の用語集パッケージは、最上位の用語集パッケージの子にすることもできますし、独立したパッケージで名前を <language>-Glossary Packages とできます。一般的には、標準の翻訳カテゴリ (翻訳されない用語のため)、フランス語・ドイツ語・中国語などの設定された各言語のカテゴリ、そしてメニューなど特定の文脈でのみ翻訳が定義されている「特別な使用」の用語のための1つ以上のカテゴリのパッケージを作成することになるでしょう。翻訳機能はすでに言語固有のカテゴリをチェックするように設定されていますが、「特別な使用」にフラグを立てると、使用する翻訳が含まれているカテゴリを指定するためのプロンプトが表示されます。
翻訳用のパッケージを持つ全体的な用語集のパッケージ構成の例として、以下のような構成があります。
翻訳のためのモデルの作成
まず、翻訳用の 翻訳カテゴリパッケージの親パッケージをモデルブラウザ内で選択するか、あるいは新規に作成します。このパッケージは、用語を定義するパッケージ群の最上位です。「パッケージと要素で用語を定義」のページをご覧ください。
翻訳用の用語を定義するためのダイアグラムには、全体の翻訳プロセスのための<<GlossaryCategory>>パッケージ、プロジェクトチームがテキストを翻訳する各言語のための<<GlossaryCategory>>パッケージ、そして、ある文脈の単語が別の文脈の同じ単語とは異なる翻訳が必要な「特別な利用」が少なくとも1つは含まれています。したがって、どのようなカテゴリが必要か、特にどのような特別な利用を想定し準備する必要があるかを計画する必要があります。 各言語翻訳パッケージのパッケージ名をtx-<言語>にしてください。例えばtx-frenchとします。開発中の用語集モデルの全体的な内容の一例は次の通りです。
<<GlossaryCategory>>パッケージはそれぞれ独自の<<GrossaryCategory>>ダイアグラムを持ち、そこに<<GrossaryEntry>>要素を追加します。<<GrossaryEntry>>要素は、テキスト文字列や用語(要素の名前)が翻訳時にどのように処理されるかを定義します。そのため、翻訳プロセスで特別な扱いを必要とする用語は何かを考慮する必要があります。<<GlossaryCategory>>ダイアグラムも同様です。
ある用語の翻訳を実行しないようにしたい場合は、上の図の「Business Process Execution Language」要素のように、要素のノートとしてハッシュ(#)を入力します。用語の特定の翻訳を提供したい場合は、図の他の要素のように、その翻訳をノートに入力します。
参照: